10月からスタートしている「地域おこし協力隊等定着支援研修(全5回)」。

 令和2年12月17日(木)に第3回目の研修をオンライン(ZOOM)で開催しました。

 今回は、ボノ株式会社 取締役COO谷津孝啓氏を講師にお迎えし、『地域資源を活用した事業づくり』をテーマにお話しいただきました。

ボノ株式会社取締役COO谷津孝啓氏

研修の様子

 谷津氏からは、事業計画を作成するうえで、協力隊員自身の原体験やスキルと地域資源を掛け合わせた事業イメージをすることが重要であり、そのためには「なぜこの地域で事業を行うのか、なぜ協力隊員が携わるのか、なぜ今なのか」を整理する必要があるという話があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。

- 開催次第 -

1.開 講

2.レッスン『地域資源を活用した事業づくり』

  ①地域での事業の作り方

  ②地域資源を可視化する方法

  ③地域ならではのストーリーの作り方

3.個人ワーク『マンダラートで棚卸をした自分自身の材料と地域資源を使って、地域課題解決のストーリーを作ってみよう!』

4.グループワーク

 参加者の声(アンケートより)

  • 地域の課題と自分のやりたい事を絡めて事業を進める方法を学ぶことができ良かったです。
  • 具体的なお話が多く、どういうやり方で活動してばいいのか、3年後どうするか?を講義とグループワークを通して身近に感じられました。
  • 地域の問題点や課題に関わるキーマンや見えなかったことと、地域が主体的に取り組めるストーリーを考えるのが難しかったです。
  • 村の課題を村民の人達と共有する事が出来ずにいた為、ストーリーづくりの大切さを学ぶ事が出来ました。
  • ストーリーを説明することによって地域の方の理解を得られるということが参考になりました。
  • 事業を地域に根付いていくには地域の昔から今までのストーリーを理解し伝えることが地域に根付いていくことになることを知ることができたので、自分の活動の中で新しく始めるにあたり行うことをしっかり調べてから始めたいと思いました。

今後の協力隊等定着支援研修スケジュール

協力隊等定着支援研修は今後もオンライン(ZOOM)で開催します。お申込みは随時受付しております!

  日時 内容 ゲスト
第1回 令和2年10月29日(木) 協力隊きほんのキ

藤井 裕也 氏(地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員、元・岡山県美作市地域おこし協力隊)

第2回 令和2年11月26日(木) 地域を巻き込むコミュニケーションの方法

鈴木 寛太 氏(岩手県花巻市集落支援員、ぶどう農家、元・花巻市地域おこし協力隊)

高橋 信一郎 氏(花巻市役所地域振興部定住推進課、協力隊の受入れ担当)

第3回 令和2年12月17日(木) 地域資源発掘の方法 谷津 孝啓 氏(ボノ株式会社 取締役COO)
第4回 令和2年1月28日(木) 『卒隊後のはたらき方』

長谷川 竜也 氏、祥子 氏(一般社団法人TORCH、元・会津美里町地域おこし協力隊)

福島県事業引継ぎ支援センター 担当者

第5回 令和2年2月 『地域の担い手による地域の担い手のための研修』 調整中