10月からスタートしている「地域おこし協力隊等定着支援研修(全5回)」の第2回目を令和2年11月26日(木)オンライン(ZOOM)で開催しました。

 第2回目は、岩手県花巻市集落支援員、ぶどう農家、元・岩手県花巻市地域おこし協力隊 鈴木 寛太 氏と、花巻市役所地域振興部定住推進課で協力隊の受入を担当していらっしゃる高橋 信一郎 氏を講師にお迎えし、『地域を巻き込んだコミュニケーションの方法』をテーマにお話しいただきました。

鈴木寛太氏

高橋信一郎氏

 地域から「卒隊後も寛太さんを残してほしい!」と地域から行政に要望があがったという鈴木寛太氏。どのように地域や行政と関わってきたのか、そして、担当者からはどう見えていたのか。トークセッション形式で当時のことなどを教えていただきました。また、交流会では2グループに分かれ、参加者がそれぞれの講師からアドバイスをいただいていました。

- 開催次第 -

1.開 講

2.事例紹介:元・岩手県花巻市地域おこし協力隊 鈴木 寛太 氏

3.トークセッション:『地域を巻き込んだコミュニケーションの方法』

  岩手県花巻市集落支援員、ぶどう農家、元・岩手県花巻市地域おこし協力隊 鈴木 寛太 氏

  花巻市役所地域振興部定住推進課、協力隊受入担当 高橋 信一郎 氏

4.交流会

【Aグループ】鈴木寛太氏

- 地域おこし協力隊として地域に入っていくためのコツ

- 役所との関係づくり

- その他、地域おこし協力隊OBに聞いてみたいこと など

【Bグループ】高橋信一郎氏

- 役所のウラガワ

- 協力隊受入担当の本音

- その他、聞いてみたいこと など

   

参加者の声(アンケートより)

  • 寛太さんのお話をお聞きし、生き生きとお仕事されてる様子が伝わってきました。任期終了後の現在もご自身で道を確立され、想いを形にされていること、そしてこれから民泊もやりたいという明確な目標も立てられていて、とても良い刺激を受けました。
  • 協力隊と行政の担当者、両方からの意見が聞けて面白かったです。
  • 役所との関わりや地域との関わり方について今までに疑問に思っていたことが聞けたので良かったです。
  • 悩んでいるのは自分だけではないということが知れてよかった。「今はまださざなみでいい」という高橋さんの言葉に救われた気がします。
  • とても充実した時間を過ごすことができました。我々協力隊だけでなく、担当職員の方にも聞いてほしい、そんな内容でした。(マイナスの意味ではなく、あまりに刺激的だったので、担当職員とも共有して講師のお二方のような関係性・地域づくりをしていきたいと思いました。)

今後の協力隊等定着支援研修スケジュール

協力隊等定着支援研修は今後もオンライン(ZOOM)で開催します。お申込みは随時受付しております。

  日時 内容 ゲスト
第1回 令和2年10月29日(木) 協力隊きほんのキ

藤井 裕也 氏(地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員、元・岡山県美作市地域おこし協力隊)

第2回 令和2年11月26日(木) 地域を巻き込むコミュニケーションの方法

鈴木 寛太 氏(岩手県花巻市集落支援員、ぶどう農家、元・花巻市地域おこし協力隊)

高橋 信一郎 氏(花巻市役所地域振興部定住推進課、協力隊の受入れ担当)

第3回 令和2年12月17日(木) 地域資源発掘の方法 谷津 孝啓 氏(ボノ株式会社 取締役COO)
第4回 令和2年1月28日(木) 『卒隊後のはたらき方』

長谷川 竜也 氏、祥子 氏(一般社団法人TORCH、元・会津美里町地域おこし協力隊)

福島県事業引継ぎ支援センター 担当者

第5回 令和2年2月 『地域の担い手による地域の担い手のための研修』 調整中