令和5年12月8日(金)

福島県の地域おこし協力隊・復興支援員に向けた、研修会を開催しました。

今回は3方部別の中通り方部開催となり、県内OBのプレゼンテーションからスタート。

起業、定住の契機やプロセスを、プライベート事情や失敗エピソードを交え「ストーリー化」といった興味関心を促す工夫に長けており、講師としての高いスキルレベルを、参加したみなさまに、感じていただけたと思います。

開催概要

  • 日時:令和5年12月8日(金)09:30~13:00
  • 場所:矢吹町複合施設KOKOTTO(ココット)

スケジュール

09:30 開講 事例発表(元・矢吹町地域おこし協力隊 飯塚 智崇氏)

 

10:00 視察「selfspaceしおりば」

人の存在を感じる適度な雑音の中で、本を読んだり、勉強したり、

物思いにふけったり、そして、何か話したくなった時…

話を聞いてくれる大人がいる。そんな場所です。

引用元:https://hitoto-kito.com/selfspaceshioriba/

10:45 ワークショップ「未来を言葉に、そして伝える」

STEP1

具体的な言葉にする「やりたいこと」「課題になっていること」

いつ?いつまでに? どこで? だれと? なぜ?何のために? どのように?

 

STEP2

伝えたいことをまとめ、ひとりひとり、参加したみなさんに向けて「発表」

 

STEP3

発表に使用したA3用紙と、ポストイットを用いて「フィードバック」「意見交換」

13:00 終了

 

   アンケート結果(抜粋のうえ一部省略しております)

・法人の立ち上げや、メリット、デメリット、ご自身の収入まで、言いにくいことも教えて頂けて、大変参考になりました。

・互いにコメントを残す方法は、今後のつながりも作りやすく、とても有意義な取り組み。

・座学かいと思いましたが、今後のためになる情報が得られて来てよかったな!と思いました。

・(OBの)過去のエピソードなど具体的な話をたくさん聞けて、大変勉強になりました。

・実際に現地を見学することで具体的に理解することができた。

・地域の方の協力も重要だと感じました。

・単なる情報提供だけでなく、創発的な場はいいですね。

・今回のスピーカー(OB)が、とてもわかりやすい話し方で、知りたいことを話してくださった。来て良かったです。

 

【同日開催】

   16:30頃 一般社団法人ヒトトキト主催 こかげの学校「かたりび」

 

講師プロフィール

飯塚 智崇 氏

元・矢吹町地域おこし協力隊 「一般社団法人ヒトトキト」代表 

平成31年4月着任「SDGSローカルベンチャー部隊」(地域おこし協力隊)として3年間活動。

地域の居場所(サードプレイス)と位置付ける「selfspaceしおりば」では、自律的な要素の集積により、個々のふるまいを律した、秩序ある教育の場を形成しており、個性(能力や適性)や志望に応じた、双方向コミュニケーションの重要性を説いている。

また、遊びの時間を削られ、場所、遊び方も制限されている今の子どもたちに、自由に草むらをかき分け、虫捕りしたり、泥だらけになったり、ずぶぬれになれる場所・時間・機会の提供「こかげの学校」や、焚き火を囲みながらの、哲学対話「かたりび」といった企画を通して、人と自然とが互いに調和・共生した社会の、実現に向けて活動し続けている。