月舘地域には、都市と農村の交流を推進するため、30年の歴史のある『つきだて花工房』『つきだて交流館もりもり』があります。そして、令和2年3月に閉校となった伊達市月舘町にある旧小手小学校がリノベーションを経て、「自転車と一緒に泊まれる宿」をコンセプトに簡易宿泊所として、令和5年10月にオープンした『おての里きてみ~な』ができました。
『おての里きてみ~な』の名前は、”みんな来てみな!”という想いが込められています。この施設はサイクルツーリズムの拠点として、または企業研修、スポーツ合宿などなど、多くの方々にご利用いただいております。地域おこし協力隊には、3つの施設を一体的に活用し、月舘地域の活性化に月舘地域の活性化につなげて頂きます。
施設の1階では、地元の食材を活用した「きてみ〜なカフェ」が営業しているほか、「自転車のメンテスペース」、「交流スペース」があります。2階は、小学校の教室の雰囲気を残したままの「レンタルスペース」、3階は教室を改装した宿泊室が10室あります。元小学校なので体育館やグラウンドもあります。

地域で目指すところ

伊達市は、人口減少・高齢化により、地域力が低下している状況です。そのような状況に歯止めをかけ、地域力を向上し、担い手を確保しなければならない状況から、平成22年10月より総務省事業「地域おこし協力隊事業」を活用して、都市部の意欲ある人材を積極的に招聘し、「わかもの」「よそもの」の感覚で、地域力の維持・強化に結びつける取り組みを進めるとともに、地域おこし協力隊員の定住・定着を促してきました。自由な発想で、地域の住民、団体等と連携しながら、課題(ミッション)の遂行を通じて地域活性化を図るための活動を行っていただきます。

 

こんなことを協力隊に求めています!

すぐそばに自然があるし、仕事場(廃校小学校→リニューアル宿泊施設)に続く坂道もどこかのどか。かっちり管理されていない情景が日常の中にある里山での仕事。
こういう働き方をお伝えすると「バリバリ働かずにのんびりできるんだね」と言われがちですが、決して私たちはぬるま湯に浸かるような環境を提案しているわけではありません。
廃校となった小学校を自転車と一緒に泊まれる宿にリニューアルさせ、さらに魅力的にするためには心に秘めたアツい思いが不可欠です。
自然を身近に感じながら心豊かに仕事をすることと、仲間と夢中で働き夢を追うことの両方がここにはあって、双方が原動力になるはず。
穏やかさとチャレンジ精神を持ち合わせた人とぜひ出会いたいと思っています!

 

活動場所の紹介

雇用先である伊達市振興公社が運営する『おての里きてみ~な』を含む伊達市月館地域

 

私たちがサポートします!

伊達市未来政策部協働まちづくり課(地域おこし協力隊担当):しっかり3年間伴走支援致します。着任前の相談もお任せください!また、福島県では「地域おこし協力隊初任者研修」や「活動報告交流会」など、地域おこし協力隊員に向けた研修や交流会を開催しております。研修会などに積極的に参加して、他の地域の隊員の方々と交流し活動の幅を広げることができます。誠心誠意ご対応します。

市移住コンシェルジュ:採用から伊達市への移住に際して、懇切丁寧にご相談に応じます。

伊達市振興公社:自転車と一緒に泊まれる宿「おての里きてみ~な」を運営する市の振興公社。協力隊員を雇用して、着任時から日々の業務。イベントの開催まで幅広く一緒に汗を流します。

伊達市役所月館総合支所:おての里きてみ~なが所在する月館地域を所管する市出先機関。行政上の手続きや地域との関わりについて、ありとあらゆる疑問と悩みに応えます。

月館地域の皆さん:月館地域は、協力隊制度の黎明期から多くの地域おこし協力隊員を受け入れてきた地域。新しく着任する地域おこし協力隊員を温かく迎え入れてくれる(ハズです)。

 

卒隊後に向けてこんな支援をします

3年間、地域おこし協力隊員として業務に励んで頂きます。
地域おこし協力隊員3年目には、その後の起業に向けた奨励金も準備しています。
親切丁寧にご相談に乗ります。

 

伊達市ってこんなところ

福島県の北部、福島盆地(信達平野)の東北に位置する伊達市は、平成18年1月に、伊達町・梁川町・保原町・霊山町・月舘町の5町が合併して誕生しました。JR線、阿武隈急行線、東北自動車道等が縦横断し首都圏との接続はバッチリ。令和8年下期には、東北地方最大級規模のイオンモールが市内に開業予定で、現在、発展のポテンシャルにあふれています。

 

お知らせ

書類選考後、伊達市にお越し頂き、勤め先となる「おての里きてみ~な」をご案内致します。併せて、雇用先となる伊達市振興公社職員を紹介し、地域の雰囲気や月館地域3施設(つきだて花工房・つきだて交流館もりもり・月館総合支所)のスタッフと懇談する場を設けますので、奮ってご応募ください。

 

募集情報

制度名 地域おこし協力隊
業務概要

【主な業務】
「つきだて花工房」や「つきだて交流館もりもり」との連携を通じた経済効果や集客効果の向上、交流人口の増加を期待しています。『おての里きてみ~な』を中心に月舘地域の魅力を最大限に引き出す「仕掛け人」を求めています。
これらの取り組みとあわせて下記の取り組みを行います。
⑴各種プロモーション活動(ホームページ、SNSの作成及び更新のほか、情報発信、PR活動など)業務
⑵各種イベント等の企画開催
⑶二地域居住事業の推進
⑷『おての里きてみ~な』施設の運営
⑸地域活動への参加

募集対象

⑴地域住民や事業者等との円滑な関係を築くコミュニケーション能力のある方
⑵令和7年4月1日現在で原則として満20歳以上の方で、心身ともに健康で誠実に勤務できる方
⑶都市地域(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当しない市町村)等、伊達市外に在住しており、委嘱後、伊達市内に生活拠点を移し、必ず居住するとともに、住民票を異動できる方
⑷地域になじみ、住民とともに地域活動に取り組む意欲と実行力がある方
⑸委嘱終了後、伊達市内に就労する意欲のある方
⑹普通自動車免許証のある方
⑺地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方

募集人数 1名
勤務地

主に雇用先である伊達市振興公社が運営する『おての里きてみ~な』

勤務時間

雇用先の伊達市振興公社の規定に基づきます。

雇用形態

一般社団法人 伊達市振興公社が雇用します。
原則、副業は認められません。

期間

伊達市振興公社による雇用となります。また、伊達市地域おこし協力隊設置条例に基づき、伊達市長が地域おこし協力隊に委嘱します(1年ごとの委嘱で、任期は最大3年間)
※伊達市との雇用関係はありませんのでご留意ください。
※活動の開始時期は、採用内定者と協議の上、決定します。
※伊達市が地域おこし協力隊とふさわしくないと判断した場合は委嘱期間中であっても委嘱を取り消される可能性があります。

給与・賃金等

給  料:月197,800円
期末手当:年2回(6月、12月)
調査研究費(活動費):月25,000円別途補助
※その他、助成制度あり。

待遇・福利厚生

① 社会 保険、 厚生年金、雇用保険 は伊達市振興公社で 加入 します。
② 委嘱期間中、生活する住居は市内に各自借り上げてください。家賃については、 協議
のうえ、市から支援します。 ただし、光熱水費は、各個人の負担となります。
③ 引越しに必要な経費については、本人負担とします 。 ただし、 伊達市から協力隊委嘱後市規定の範囲内で、 委嘱後に移転料を支給します。

申込受付期間

令和7年7月22日(火)~9月8日(月)まで
※応募書類は、9月8日必着とさせていただきます。
※期限までに応募者がない場合は応募期間を延長する可能性があります。

審査方法

⑴第1次選考:書類選考を行います。選考結果は応募者全員に文書でお知らせします。
⑵第2次選考:第1次選考合格者を対象に面接試験を行います。
       ※日時、場所等については、第1次選考結果とあわせてお知らせします。
       ※面接会場までの交通費及び宿泊費は自己負担になります。
⑶選考結果:選考結果は受験者全員に文書でお知らせします。
        ※伊達市への住民票の異動は必ず委嘱日以降に行ってください。

参考URL https://www.city.fukushima-date.lg.jp/soshiki/11/79410.html
備考  
お問い合わせ先

伊達市 未来政策部 協働まちづくり課
電話 024-575-1177 FAX 024-575-2570 
E-mail kyodou@city.fukushima-date.lg.jp