鮫川村は、福島県の南端、東白川郡の北東部に位置し、東は古殿町といわき市に、西は浅川町と棚倉町、南は塙町と茨城県、北は石川町に接する、人口約3,200人の小さな過疎の村です。
自然環境に恵まれ、里山の生活文化が残り、人々の距離感が近いのが特徴的で、コンパクトで持続可能なライフスタイル「まめな暮らし」を追求する村です。
まめな暮らしとは、世代を超えた文化伝承、自然との共生、地域の和などあらゆる細やかな「つながり」を大切にする生き方のことをいい、鮫川村では、人と人、人と自然、人と社会といったさまざまな「つながり」を生かしながら、未来へつなげるコミュニティづくりが進められています。
現在、鮫川村においても、他の過疎地域と同様、都市部への人口流出や、少子高齢化によって人口減少が一層加速し、地域の担い手不足や空き家の増加、行事ができなくなるなど、日常生活に支障が出始めていて、今後ますます深刻になることが予想されています。また、産業分野においては、基幹産業である農林業の支援はもちろんのこと、若者の雇用の場を確保するための工業団地の造成・企業誘致や、地域経済の活性化につなげるために、観光地の整備やグリーン・ツーリズムの推進により都市部の住民が来村する機会を増やしたり、農産物直売所の整備により農家の所得向上や特産品の開発につなげるなどの村づくりも実施してきていますが、根本的な課題の解決には至っておらず、思い切った新たな対策が求められています。
さらに、人口減少に伴い、廃校となった小学校の校舎や、有効活用されていない公共施設などの資産を生かし、空き家を解消していくことも大きな課題となっています。
これらの解決のため、東京都心まで車で2時間程度という本村の地理的環境を生かして、関東地方に立地する企業のサテライトオフィスの候補地として、これらの施設を活かせる可能性があることや、今後ますます東京圏・中京圏といった都市部からの移住希望者の増加が見込まれることなどから村内に新しい働き場所や新しい働き方を創出するとともに、UターンやIターンによる移住・定住人口の拡大にもつなげていきたいと考えています。
今後、人口減少がますます加速し、担い手不足によって地域経済が一層低迷してしまう恐れがある中、これからの村づくりに活躍いただける元気な人材を求めるため、「地域おこし協力隊」の募集を行います。
制度名 | 地域おこし協力隊 |
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業務概要 | 空き家対策部門 ・空き家バンクの利用促進 ・空き家、空き地の掘り起こしと利活用 ・空き家の所有者と購入(または賃貸)希望者等とのマッチング ・移住者・二地域居住者等との相談窓口と定期相談会の実施 ・地域活性化のための情報発信 ・さめがわファンクラブの運営 ・遊休施設を活用したサテライトオフィスの設置推進 |
募集対象 |
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募集人数 | 1人 |
勤務地 | 鮫川村役場 総務課企画情報係 |
勤務時間 | 勤務時間 1日当たり7時間45分 週5日勤務 |
雇用形態・期間 | 雇用形態 会計年度任用職員 雇用期間 令和3年4月1日から令和4年3月31日 ※勤務成績が良好な場合更新があり、任用された年度を超えても2回(3年間)を限度として再度任用を行うことがあります。 |
給与・賃金等 | 月額186,500円(ここから社会保険料等の本人負担分が控除されます。) |
待遇・福利厚生 |
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申込受付期間 | 令和3年1月5日から随時。採用が決まり次第募集を終了します。 |
審査方法 |
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参考URL | 鮫川村HP |
備考 |
お問い合わせ先 | 鮫川村役場総務課企画情報係 0247-49-3111 |
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