川俣町は、少子高齢化の影響を受け、農業の後継者不足が大きな問題となっています。
その中でも、山木屋地区では、原発事故の影響に加え、避難した農家やその後継者が戻ってこないという状況にあり、農家数は大きく減少しています。

私たちがサポートします!

【受入団体のご紹介】
私たちあぶくまカットフラワーグループは、川俣町山木屋地区で、トルコギキョウを中心に切り花などを生産する花卉農家のグループです。
1989年、高品質で需要の高いトルコギキョウに着目し、本格的な栽培をスタートしました。現在では、グループで年間約30万本を出荷し、県内の特産品に育て上げています。

 

卒隊後に向けてこんな支援をします

【独立に向けた任期3年間の過程(例)】

<1年目>
■トルコギキョウ栽培の修行はもちろん、お米、野菜など農家の1年のサイクルを実際に活動しながら習得。
■先輩農家や取引先との人間関係づくり。
■トルコギキョウ栽培の閑散期に行う他作物を選んだり、独立後の土地探しなど。
☆ポイント☆
とにかくやってみる、実感する、メモする、質問する、生活リズムを体得する、といった事が重要になります!

<2年目>
■1年目に続きトルコギキョウ栽培をメインに活動
■閑散期の副業作物のチャレンジ
■卒隊後に向けて補助金等も含めた資金調達についての勉強
☆ポイント☆
1年目で学んだ知識・ノウハウを定着させていく時期です。
定着させると同時に、どうすればもっと効率化できるか、改善できるかなども考えていきましょう!

<3年目>
■これまで学んだことに自分の工夫を加えて実践
■独立に向けて、農地探し・設備の調達・資金調達など
☆ポイント☆
設備の調達は、中古品を譲ってもらうなどして工夫することも可能です!

<3年後の協力隊任期終了後>
活動を通じて、農業の経営ノウハウや運営について習得し、任期終了後は身につけたスキルを活かして、あぶくまカットフラワーグループの一員として川俣町での独立・起業をしていただきます。
※就農時の年齢が50歳未満で要件を満たせば、国の「農業次世代人材投資資金」の支援を受けることができる場合があります。(詳しくは、農林水産省のホームページを確認して下さい)

川俣町ってこんなところ

川俣町は、県庁所在地の福島市から車で約30分の距離にある、阿武隈山地西斜面の丘陵地帯に位置している町です。 
古くは江戸城御用達の川俣絹を生産し、明治から昭和にかけて当時の輪出花形商品である「羽二重」を織り出すなど、絹織物が盛んな地域としても知られています。
その他にも花卉 (かき) の栽培や川俣シャモ等の一次産業も盛んです。
また、全国・世界から参加者が集まる国内最大級のフォルクローレの音楽祭「コスキン・エン・ハポン」の開催地でもありと、たくさんの魅力に溢れています。

興味がある方はオンライン説明会へ!

川俣町のこと、地域おこし協力隊のこと、申し込む上での不安や相談など、まずはざっくばらんにお話しましょう!

ご希望の日程・時間で調整します。
下記フォームに候補日や希望などの入力をお願いいたします。

▼参加申込フォームはこちら

https://forms.gle/aUiTx2hXSP34CbfKA

 

募集情報

制度名 地域おこし協力隊
業務概要

Q:どんなことをする協力隊?
トルコギキョウの栽培技術や新規就農についてを学び、3年後に新規就農を目指す地域おこし協力隊となります。
川俣町で営農している農家さんの指導を受け、「トルコギキョウ」を栽培する技術を身に付けていただきます。任期後に川俣町で就農するためのサポートも万全です。

Q:活動場所は?
「あぶくまカットフラワーグループ」の一員である廣野さんの農園です。

Q:トルコギキョウって?
■鮮やかな色とバラのような美しい形が特徴
■冠婚葬祭など幅広いシーンで利用されている
■花の寿命が長く、特に暑さにも強いことから花屋での管理が簡単・在庫ロスの心配が少ない
これらの理由から、高単価で取引されており今後も需要拡大が見込めるお花です!

Q:川俣町のトルコギキョウはなぜ有名?
川俣町の山木屋地区は、標高500メートルの準高地で、昼夜の寒暖差が大きく、花の発色が良く日持ちする特性があります。
​この地域特有の気候を活かし、長年にわたり培ってきた知恵と技術で、高品質なトルコギキョウを生産できているためです!

Q:栽培するのはトルコギキョウだけ?
いいえ!廣野さんの農園では、トルコギキョウを中心にいくつかの農作物を栽培しています。
トルコギキョウの閑散期はお米やほうれん草の生産・出荷作業、その他の閑散期用の仕事をしていただきます。
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▼一例
<トルコギキョウ>
年間の繁忙期と閑散期がはっきりしています。
7月〜10月が最繁忙期で、11月が閑散期となりトルコギキョウに関する作業は一旦お休みです。

<お米>
5月の田植えと、9月〜10月の収穫の時期がメイン!

<ほうれん草>
10月〜12月がメイン!
10月:種まき、11月〜12月:収穫&出荷となります。
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Q:トルコギキョウ栽培のやりがいは?
自分の頑張りがそのまま収入に反映されるところです。
作業の積み重ねや工夫のひとつひとつが数字として返ってくるので、日々の仕事にも自然と力が入ります。思うような結果が出ないときも、原因を振り返ってすぐに改善できるのがこの仕事の良いところです。(廣野さん)

Q:あぶくまカットフラワーグループの協力隊になるメリットは?
当グループでは、今まで培ってきた成功体験や、時には失敗して全く出荷できずそれを乗り越えた事など、長年の経験からの試行錯誤を重ねて、どうすれば良い花をつくることが出来るか「正解」を持っています。
正解を知ることは、農家として独立するためには大きなメリットです!

Q:3年後に新規就農できるか不安…
当グループの一員として独立していただくため、長年かけて築いてきた卸先への販路を活用いただけます!
これは出荷する際の単価にも影響するため、営農を考える方にとって非常に大きなメリット!

 募集対象

▼必須条件▼
・3大都市圏をはじめとする都市地域等に現に住所を有している方
・採用後、川俣町に住民登録をし生活の拠点を移すことができる方
・活動期間終了後も川俣町に定住する意欲のある方
・地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
・普通自動車運転免許(AT限OK)

▼優遇条件・スキル▼
・パソコンの一般的な操作スキル
→ExcelはオートSUM程度、Wordは文字入力ができればOK

※詳細は川俣町HP募集要項をご覧ください

https://www.town.kawamata.lg.jp/site/kurashi-tetsuzuki/kigyoukennshuugatatorukogikyou2024.html

募集人数

1名

勤務地

あぶくまカットフラワーグループ(川俣町山木屋地区)

勤務時間

活動日数や活動時間は、受入先と協議し決定します。
※農繁期、農閑期で活動時間等が変動します。

雇用形態

町と業務委託契約を締結して活動(町との雇用関係はありません)
※町が委託する業務に支障がない範囲で副業を行うことも可能です。

雇用期間

・委嘱期間は委嘱の日からその年度の末日までとします。
・次年度以降の委嘱については、活動状況や実績を勘案して委嘱期間を更新することができます。(最長3年)

給与・賃金等

月額266,000円

待遇・福利厚生

・活動に必要な経費(車両借上費、燃料費、出張旅費等)は、町と協議の上、活動に必要と認められるものに限り、予算の範囲内(年間上限776,000円)で委託料とは別に補助します。
・住居費は月額42,000円を上限に町が家賃を補助します。
 ※転居費用、生活備品、光熱水費は自己負担です。
・業務委託契約のため、健康保険及び年金保険料等は自己負担となります。国民健康保険、国民年金に加入してください。
・活動に使用する自動車及びパソコン等事務機器、携帯電話は、ご自身で用意いただきます。

申込受付期間  
審査方法

▼選考フロー
(1)オンライン説明会(必須)
ご希望の日程・時間で調整します。
フォームに候補日や希望などの入力をお願いいたします。
【参加申込フォームはこちら】

https://forms.gle/aUiTx2hXSP34CbfKA

(2)受入企業との事前面談・現地視察(必須)
※町内や受入企業の担当者との顔合わせなど、応募される前に活動環境の確認を必須としています。

(3)応募受付
★令和7年12月12日(金)締切(当日消印有効)
※オンライン説明会・受入企業との事前面談を経てからお申込み下さい。

(4)1次選考(書類選考)
★結果通知:応募受付後、令和7年12月19日(金)まで随時結果通知

(5)おためし地域おこし協力隊体験
想定期間:約1ヶ月間(土日、祝日を含む)
※おためし地域おこし協力隊員体験活動は、 1次(書類)選考合格者を対象に、実際の活動内容の体験を行っていただきます。体験に参加された場合、町から上限12,000円/活動日を支給します。

(6)2次選考(面接)

(7)内定通知

(8)入隊
★令和8年4月1日

参考URL https://www.town.kawamata.lg.jp/site/kurashi-tetsuzuki/kigyoukennshuugatatorukogikyou2024.html
備考 <移住支援金あり!最大200万円>
福島県には移住検討段階から使える交通費補助や、移住後に受け取れる移住支援金など、移住に関する様々な支援制度があります。
お問い合わせ先

川俣町移住・定住相談支援センター
地域おこし協力隊担当:魚谷(うおたに)
メールアドレス:iju@kawamata-gurashi.jp