令和3年5月26日(水)福島県内市町村の地域おこし協力隊等担当者に向けて、地域おこし協力隊等市町村担当者オリエンテーションを開催しました。講義では、地域おこし協力隊制度について理解を深めるとともに運用力の向上を目指し、総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員の藤井裕也氏を講師に迎え『協力隊制度の基礎知識』をお話いただきました。また、市町村における地域おこし協力隊等事業に対する募集・活動支援などの県の取組についても説明。その後、市町村の枠を越え職員同士による情報交換を行いました。
- 開催日:令和3年5月26日(水)10:00~14:45
- 開催方法:オンライン会議ツール「ZOOM」
- 参加人数:56名(市町村担当者49名、協力隊受入団体担当者1名、地方振興局担当者6名)
【午前の部】
-
- 開講・福島県地域振興課より挨拶・説明
- 令和3年度復興支援専門員事業の説明
- 講義『協力隊制度の基礎知識』
講師 藤井裕也(ふじいひろや)氏
元・岡山県美作市地域おこし協力隊、総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員、NPO法人山村エンタープライズ理事長
-
-
-
- 地域おこし協力隊制度概要
- 福島県の相談傾向と対策
- 地域おこし協力隊の年間スケジュール
- 地域おこし協力隊の労務実務(雇用形態、休暇、副業等)
- 地域おこし協力隊の受入態勢と運用
- 全国からみる任期後の在り方
- その他サポート情報
-
-
-
- 終了・アンケート記入
【午後の部】
-
- 協力隊業務に関する自己点検ワーク
- グループセッション
- 終了・アンケート記入
講義『協力隊制度の基礎知識』講師 藤井裕也氏
地域おこし協力隊制度概要の説明、地域おこし協力隊の年間スケジュールなど担当者の実務に必要な基礎知識についてお話いただきました。
福島県復興支援専門員事業内容の説明
令和3年度に予定している県による市町村に向けた支援内容の説明を行いました。
参加者アンケートより
- 今年から担当になったので、基本的なことが学べてよかったです。
- 事業の重要性や面白さを認識できたとともに、自分がまず何に取り組む必要があるかが分かりました。
- 現在の協力隊施策の展開における課題がブラッシュアップできました。
- これまで断片的に学んでいたことが整理できました。また、具体事例も多く紹介していただき大変参考になりました。
- 備品の管理などその他注意すべき点に関して気づきが多かったです。
- 特交補助の活動経費には定義がないなど、疑問点が解消されました。
- 地域おこし協力隊とのコミュニケーションの取り方について他市町村の担当者と話すことができて参考となりました。
- 他市町村の取組みなど大変参考になりました。
今後の市町村担当者研修スケジュール
令和3年8月5日(木)地域おこし協力隊等市町村担当者研修《前編》
「協力隊担当者が押さえておくべきポイント~募集準備から初期活動支援まで」
講師:西塔大海(さいとうもとみ)氏
地域おこし協力隊制度設計専門家、さとのば大学講師、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、元・福岡県上毛町地域おこし協力隊
- 協力隊を取り巻く全国の現状
- ミスマッチを生まない募集準備
- 多くの応募を集める募集準備
- 良い人材の面談採用の仕方
- 活動初期のサポート
- 既に起きているミスマッチの改善 等
令和3年11月11日(木)地域おこし協力隊等市町村担当者研修《後編》
「活動と定住に向けた支援のポイントについて(仮)」
講師:西塔大海(さいとうもとみ)氏
地域おこし協力隊制度設計専門家、さとのば大学講師、慶應義塾大学SFC研究所上席所員、元・福岡県上毛町地域おこし協力隊