令和4年6月7日(火)、福島県内の地域の担い手(地域おこし協力隊、復興支援員)の新規着任者に向けて、地域協力活動を行う上で必要な知識や心得の取得、参加者同士の交流やネットワークの構築を目的としたオリエンテーションをオンライン(Zoom)で開催しました。  

開催概要

■開催日:令和4年6月7日(火)10:15~15:00
■開催方法:オンライン会議ツール「Zoom」
■参加人数:38名(地域おこし協力隊27名、自治体職員・受入団体職員11名、オブザーバーOB・OG2名)

【テーマ】
地域おこし協力隊・復興支援員(以下、「地域の担い手」という)が地域協力活動を行う上で陥る3つの壁について理解し、対処法や心構えを学ぶ
① 制度の理解不足による壁
② 行政や地域との関係性の壁
③ 任期後の進路の壁

プログラム

時間 内容
10:15

【オープニング】
開講/福島県地域振興課より挨拶/はじめに
・県内の地域おこし協力隊・復興支援員について
・復興支援専門員の紹介

10:30

【講義】
「地域の担い手が陥る3つの壁
 ~ ①制度の理解不足による壁に陥らないための地域おこし協力隊制度概論 ~」

■講師:三瓶  裕美 さん
     総務省 地域おこし協力隊サポートデスク 専門相談員/
(一社)しまね協力隊ネットワーク代表)

■内容:おさえておきたい地域おこし協力隊制度のポイント

  1. 地域おこし協力隊制度を知る
  2. 地域を知る
  3. 行政の仕組みを知る
  4. 私の軸を意識する

11:30 質疑応答
12:00 お昼休み/「雑談部屋」での自由交流
13:15

【事例紹介】
「地域の担い手が陥る3つの壁
~ ②行政や地域との関係性の壁・③任期後の進路の壁 事例紹介 ~」

②行政や地域との関係性の壁 
■紹介者:矢吹町地域おこし協力隊 飯塚 智崇 氏

③任期後の進路の壁 
■紹介者:西会津町地域おこし協力隊OB 渡部 央也 氏

▲先輩隊員からご自身の体験談を踏まえて、各壁に陥った際の対応や乗り越え方についてポイントなどをお話しいただきました!

14:00 質疑応答
14:30 【クロージング】
ブレイクアウトルームで、近い地域ごとに3つのグループに分かれ、オリエンテーションをとおして得た学びや気づき、そして今後に向けた具体的な行動などなど、みんなで共有し合っていただきました!
15:00 閉講

参加者アンケートより

  • 自分の中でこれでいいのかと悶々としていた悩みや焦りがあったが、話を聞いて自分だけの悩みではないし、乗り越える方法もあると納得できた。
  • 他地域の協力隊の苦労を聞くことができて良かった。
  • 協力隊OB の話を聞ける機会があまりなかったため、有意義な時間となった。