令和3年5月27日(木)、福島県内の地域の担い手(地域おこし協力隊、復興支援員)の新規着任者に向けて、3年間の地域協力活動を行う上での必要な知識を身に着けることを目的としたオリエンテーションをオンライン(Zoom)で開催しました。

【開催概要】

開催日:令和3年5月27日(木)13:15~16:50
開催方法:オンライン会議ツール「Zoom」
参加人数:38名(地域おこし協力隊32名、オブザーバー:市町村職員4名、地方振興局職員2名)

研修目標:
1.地域に溶け込み、行政及び地域と協働し活動を行うために必要な知識と心得の習得する
2.任期終了後のキャリアを見据え、卒隊後の働き方や地域に定住するために必要な心得を学ぶ
3.地域の担い手同士のネットワークを形成し、活動意欲の向上を図る

地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員で、元・岡山県美作市地域おこし協力隊藤井 裕也 氏を講師にお迎えし、下記プログラムで研修を行いました。

時間 内容
13:15

開講/福島県地域振興課より挨拶/はじめに

・復興支援専門員の紹介
・県内の地域おこし協力隊・復興支援員の活動状況
・地域の担い手向けサポート内容の紹介
・本日の研修について(スケジュールの確認・講師紹介)

13:30

【講義】
「地域おこし協力隊、はじめの一歩」

講師:地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員
      元・岡山県美作市地域おこし協力隊  藤井 裕也 氏

・地域住民との信頼関係の育み方や行政の仕組み、協力隊活動費について
・任期終了後の多様なキャリアやライフスタイルの事例
・企画作りのポイントや、行政や地域に提案する際のコツ
▲協力隊制度の特徴や行政の仕組み、地域との付き合い方や任期後のキャリアについての考え方を、藤井さんご自身体験や全国的な実例交えてお話いただきました 

  【質疑応答】
15:30 休憩
15:40

【個人ワーク】
・現状を整理しよう!シートの作成

【グループセッション】
・自己紹介(名前、市町村、活動内容、地域の紹介)
・ワークを通して気づいたこと(今後の課題、明日からできそうなこと等)

参加者は個人ワークで自身の現状を整理するシートを作成した後、複数のグループに分かれて、ワークを通じて見えてきた課題や今後の取組について意見交換を行いました。 

16:50 アンケート・写真撮影/閉講

参加者アンケートより

⚫ 藤井さんのお話や交流する時間は大変良く、今後の活動の励みになりました。
⚫ わからないことだらけだったので、先人のアドバイスは非常にありがたい。
⚫ 地域おこし協力隊の活動に必要な心得や活動方法を知ることができました。
⚫ ミッション内容に興味があり、地域おこし協力隊をあまり知らずになってしまったため、協力隊の概要を改めて知ることができ、良かった。また福島県内にいる他の協力隊の方たちを知ることもでき、今後もつなが りを持ちながら活動していきたいと思います。
⚫ 初任者研修としてとても満足のいく内容だった。
⚫ 地域おこし協力隊での活動の注意点などについて具体的にわかりよか っ たです。