令和2年9月29日(火)南東北総合卸センターにて、地域おこし協力隊等市町村担当者研修の第2回目を開催しました。(次第)
今回は、会場とオンライン配信の2種類の方法で開催。会場は13名、オンラインは28名が参加しました。
講義では、地域を巻き込んだ協力隊制度の運用促進と、地域資源や地域の未来像を再確認するとともに協力隊設置目的を再考するため、ボノ株式会社取締役COO谷津孝啓氏を講師に迎え、お話いただきました。
講 習【基礎編】(会場・YouTubeライブ配信)
「地域資源を活用した挑戦を生み出す方法~地域を巻き込んだ地域おこし協力隊の募集編~」
講 師 ボノ株式会社 取締役COO 谷津孝啓 氏
「地域おこし協力隊の募集を行う上での3つのポイント」、「地域が持つ6つの資本」など、協力隊募集を成功に導く手法などをお話いただきました。また、地域おこし協力隊募集ともかかわりのある現在の社会状況や今後の方向性についても講義いただきました。
会場の参加者からは、
-
- 経済、社会情勢にまで目を向けた募集については考えていなかったので、「視点」が大事と思いました。
- ミッションを隊員に求めていた。「なぜそれをやるのか」を明確にする必要があることがわかった。
また、YouTube視聴による参加者からは、
-
- 政策起業家というキーワードをご教示いただくなど、具体的な方策を示して頂けた。
- 新しい発見があったり、これから使えるアイデアやテクニックを知ることができてよかった。
- 地方創生全体から地域おこし協力隊を考える見方が、今の時世に合っているように感じた。
などという感想をいただきました。
- 内 容 -
|
ワークショップ【実践編】
個人ワーク『地域おこし協力隊の募集要項を作成してみよう!』
企業が社内外に発行する「総合報告書」で使用する概念の「6つの資本」を地域版に置き換えた「地域版6つの資本フレームワーク」を活用して、地域の資本を書き出しました。
お互いの地域資本をシェア、その後、募集要項を作成しました。
参加者アンケートより
-
- 農村×デジタルの必要性が理解できました。
- 受け入れた協力隊の活動をうまくサポートできるように努めていきたいです。
- 募集の段階で地域住民を巻き込むことの重要性を知ることができました。
- 募集を行う上でのストーリーの必要性について勉強になりました。
- 講師の説明がわかりやすく多くの気づきが得られました。
- 会場に行けない場合も参加できるのは良かったです。
- 内容が面白かったです。
- オンライン講習のほうが質問しやすかった。こういった講習ならまた受講したいと思うが、その際には講師のマイクについては聞き取りやすくなるよう工夫してもらえたらありがたいです。
途中、音声が途切れる場面もあり、オンライン参加の方にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。いただいたご意見をもとに今後対応していきたいと思います!
次回の市町村担当者研修について
次回は、11月18日(水)西塔大海氏(西塔企画代表/さとのば大学講師)を講師にお迎えし開催予定です!内容と参加方法など詳しくは各市町村宛にお送りする通知をご確認ください。