令和3年8月25日(水)、福島県内の地域の担い手(地域おこし協力隊、復興支援員)を対象に、任期後のキャリア形成や定住につながる活動の充実化を図ることを目的とした研修をオンライン(Zoom)で開催しました。

【開催概要】

開催日:令和3年8月25日(水)13:00~16:00
開催方法:オンライン会議ツール「Zoom」
参加人数:25名(地域おこし協力隊23名、オブザーバー:市町村職員2名)

研修目標:
1.協力隊任期終了後の多様な働き方やライフスタイルを知ることで、任期後のキャリアイメージを描く
2.任期後の定住に向けてのプロセスと心構えを学ぶ

【プログラム】

時間 内容
13:00 開講
13:20

【講習】
「任期後の多様なキャリアと任期後に向けた活動のはじめ方」

講師:地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員
   元・岡山県美作市地域おこし協力隊  藤井 裕也 氏

・任期中から任期後までのプロセス
・任期後に向けて任期中から気を付けておくこと
・活動の終え方(任期中の活動の整理) など
自身の経験談に加え、様々なキャリアの考え方や協力隊任期後の定住・定着の姿について、事例をご紹介いただきました。

14:05

【グループセッション/全体共有・質疑応答】
グループに分かれ感想や質問を共有、全体で質疑応答質疑応答

14:20 休憩
14:30

【地域おこし協力隊OBによる事例発表】
♦多業事例発表
 遠野紙子屋 平山 祐 氏(元・いわき市地域おこし協力隊)

♦就業事例発表
 金山町教育委員会 鈴木 裕樹 氏(元・金山町地域おこし協力隊)

♦起業事例発表

 (一社)つむぐるカンパニー 小林 誠 氏(元・伊達市地域おこし支援員)

15:15

【地域おこし協力隊OBによるパネルディスカッション】
「OBに聞く!地域おこし協力隊任期中から任期後のリアル」
 

▲任期後のキャリアにつながることとして、地域との関係性(縁)づくりの重要性や、地域に対する定住の意思表示、3年間の活動計画や自身の考えを言語化する重要性などについて、アドバイスをいただきました。

16:00

閉講

参加者アンケートより

  • 協力隊2年目ということもあり卒業後に向けての内容で大変良かった。
  • 卒業後に自分は何をしていきたいのかを見つめなおす機会になった。
  • 実際に県内で就業・起業・多業したOBのお話を聞きたいと思っていたので大変参考になった。
  • 所属する市はこれらの前例が無いため、担当職員とも早い段階から相談し卒業に向け準備を進めたい。
  • 着任1~2年目の協力隊で起業や就業など方向性を明確に決めている方の話も聞いてみたい。そして、その話に対してのOBの方がたのご意見も伺ってみたい。
  • 漠然と不安を感じていたことについて色々な気付きがあった。