只見町は、福島県の西南に位置し、四方を山々に囲まれた自然豊かな町です。新潟県魚沼市や三条市に隣接しており、国内屈指の豪雪地帯としても知られています。
　「ブナと生きるまち　雪と暮らすまち　奥会津只見の挑戦　真の地域価値観の創造」を理念とし、都市追従型の地域振興ではなく、豊かな自然環境と、それらをよりどころとした伝統的な生活・文化・産業を活かしたまちづくりを進めています。
　ブナ林に代表される町の豊かな自然環境を保護・保全し、次世代に引き継いでいくため「自然首都・只見」を宣言し、ブナセンターを設立するなど積極的な事業を展開しています。平成26年には「只見ユネスコエコパーク」として登録され、世界的にも只見地域の価値が認められました。人と自然の共生による持続可能な地域社会の発展を目指し、その実現のために自然環境の保護・保全、地域資源を活かした地域社会と経済の発展に取り組んでいます。
　かつてより只見町は、森林から得られる自然素材を活かした生活を営んでいました。現在でも、つる細工やブナの葉の染物、木工製品など、自然素材を使った製品が作られています。しかし、地元での販売に限定されており、地域の資源を活かした経済の発展に寄与するまでに至っていません。豊富な自然資源を利用し、町内の伝統技術を活かし、新たな製品の企画や販路拡大が望まれます。
　そこで、作り手と協力しながら、自然素材の新たな利活用や販売ルートの拡大を目指した活動に取り組む協力隊を募集します。自然豊かな只見町で暮らしながら、一緒に活動しませんか！