福島県二本松市は、県のほぼ中央に位置する人口約55,000人の城下町です。また市の西に「智恵子抄」で詠まれている日本百名山のひとつの安達太良山、そしてその麓には全国有数の温泉地である岳温泉があり、秋には日本三大提灯祭りのひとつとして数えられる「二本松の提灯祭り」や日本最大級の菊の祭典である「二本松の菊人形」が開催されるなど、たくさんの観光資源を有しています。
「上川崎和紙」はおよそ千年の歴史を誇り、ここ二本松市上川崎地区で漉かれた和紙は、平安時代中期において「まゆみがみ」と称され、貴族社会に珍重されていました。
戦前までは盛んであった和紙の需要は、戦後、洋紙の普及に伴い需要が激減し、数年前まで数件あった和紙漉き農家も現在ではなくなってしまいました。
二本松市ではこの「上川崎和紙」の伝統を守るため、道の駅「安達」内に「二本松市和紙伝承館」を設置し、和紙漉き技術を後世に継承していく取り組みをしていますが、現在、和紙漉き職人は2名のみとなっており、早急に後継者を育成する必要があります。
制度名 | 地域おこし協力隊 |
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業務概要 | 二本松市の上川崎地区は、古くは平安時代に紫式部や清少納言が使用したと伝わる和紙「まゆみがみ」の産地としてその伝統産業を継承しています。 現在は後継者不足が深刻となっていることから、和紙漉き技術継承者として、和紙漉き技術の習得に取り組んでいただくほか、楮(こうぞ)などの原料の栽培やオリジナル商品の研究開発にも携わっていただきます。 地域おこし協力隊員として、伝統技術の継承を通した地域おこしに協力していただける方を募集します。
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募集対象 | 次の要件をすべて満たす方
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募集人数 | 2名 |
勤務地 | 二本松市内(二本松市和紙伝承館及び市内の原料畑) |
勤務時間 | 午前8時45分から午後5時00分まで(7時間45分) 1週間あたり29時間以内(概ね週4日) |
雇用形態・期間 |
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給与・賃金等 | 月額報酬 166,600円 ※上記から、社会保険料等の本人負担分を控除します。 ※通勤手当はありません。 |
待遇・福利厚生 |
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申込受付期間 | 2018年10月31日まで |
審査方法 |
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参考URL | |
備考 |
お問い合わせ先 | 二本松市安達支所地域振興課 〒969-1492 二本松市油井字濡石1番地2 TEL:0243-23-9024 FAX:0243-23-8241 Mail:adc.chiikishinko@city.nihonmatsu.lg.jp |
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