塩川町駒形地区は、喜多方市の南東部に位置し、田園地帯から山麓までに23集落が点在する人口約2千人の地域(小学校区)です。この駒形地区では、協働のまちづくりの取組として、住民組織「こまがた元気会」を設立し、地域住民や地域内の各団体と連携した活動を進めています。
駒形地区は、農業の担い手不足、耕作放棄地の増加、鳥獣害の増加、集落機能の低下、空き家増加等の少子高齢化が要因となっている様々な課題があります。これらの問題を解決するため、「こまがた元気会」が令和2年度に住民ワークショップなどを通じて活動の指針となる「こまがた元気ビジョン」を策定し、令和3年度より具体的な活動を開始したところです。
今年5月には活動拠点施設に農産物直売所が開設されるなど、少しずつ実際の動きが出てきている状況ですが、住みよく元気な地域づくりを進める活動を軌道に乗せ、住民の思いを実現するためには、まだまだ力を必要としています。
こまがた元気ビジョンには次のスローガンとA~Dの4つの重点取組分野があります。
スローガン:住みよく元気な「こまがた」の創造~田舎暮らしはステータス~
A 「農」を基盤とした持続可能な里づくり
B 雄国山麓の魅力を活かした憩いと癒しの里づくり
C 歴史・文化・産業遺産を後世につなぐ里づくり
D 共に支え合う安全・安心な里づくり
こまがた元気ビジョンは詳細は、下記リンクより是非ご覧ください!
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/uploaded/attachment/31958.pdf
■こんなことを協力隊に求めています!
「こまがた元気ビジョン」の実現のため、こまがた元気会の各部会、グループの活動において、ビジョンに基づく事業の企画・実施・サポートや、事業活動に必要な技術(例:特産品開発、農業や有害鳥獣対策、そば打ち等)の習得をしていただきます。
農村地域・中山間地域の生活や地域づくり活動に関心のある方、あるいは地域づくりイベント等の企画運営の経験がある方など、積極的に地域と関わる姿勢を持っている方を求めています。
今回の募集にあたってのこまがた元気会関係者のインタビュー記事は以下よりご覧いただけます。
▶https://turns.jp/65133
■活動場所の紹介
活動拠点(勤務場所)となる「こまがた元気館」には、館長として駒形地区担当の集落支援員1名が常駐し、豊富な経験からこまがた元気会の住民活動の支援を行っています。元気館は、こまがた元気会の会員の方、地域の方が集まる場所です。協力隊は集落支援員の方と一緒の職場で勤務いただきます。
■私たちがサポートします!
駒形地区担当の集落支援員、こまがた元気会会員の地域の皆さん、市塩川総合支所課の住民課の職員、地域おこし協力隊制度担当の市地域振興課の職員が、業務に関することのほか、移住者として不慣れな土地での生活面のフォローなど、あなたの活動をサポートさせていただきます。
また、ほかの喜多方市地域おこし協力隊との定例ミーティングも実施しており、隊員同士の交流があります。
各種研修については、福島県や総務省などが主催する地域おこし協力隊向け研修、このほか個別業務で必要となる研修の受講が可能です。
■卒隊後に向けてこんな支援をします
・市の職員が、地域おこし協力隊OB・OGの事例も踏まえて、隊員と相談しながら、卒隊後に向けたサポートをします。
・卒隊後に向けて、市の創業支援セミナーなど、起業に向けた研修の受講が可能です。
・協力隊3年目、任期終了1年目に起業する場合、起業に要する費用1,000,000円を補助します。
■喜多方市ってこんなところ
福島県の北西部、会津盆地の北部にある、人口4万4千人ほどのまちです。喜多方ラーメンが全国的に有名で、市内に100軒ほどのラーメン店があり、年間200万人近くの観光客を迎える観光地です。
自然に囲まれた、会津地方北部の中心的なまちで、スーパーや病院、高校があり、生活に必要なものは市内で揃えることができます。
気候は、盆地特有の寒暖差があり、四季がとてもはっきりしています。春のしだれ桜、夏は高原のひまわり畑といった花々は絶景で、秋は稲穂が実り、冬は雪景色が見られる、四季折々の魅力を感じることができます。
そんな喜多方市の中で南東に位置する塩川町駒形地区は、水田地帯の盆地からそば畑が多くなる丘陵地、そして森林になる多様な環境がある地域(小学校区)です。駒形そばという地元産のそば粉を使った手打ちそば、グリーンツーリズムに取り組む農家、メグスリノキの巨木、発掘調査が進む埋蔵文化財、などなど魅力ある地域資源にも恵まれています。
■お知らせ
地域おこし協力隊への応募前に活動地域や生活環境確認のため、希望者に対し、現地案内を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。
応募条件等
制度名 | 地域おこし協力隊 |
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業務概要 |
【主な業務】
【3年間の活動イメージ】
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募集対象 | 次の(1)、(2)の要件を満たす者。 (1)次に該当する者 ア 年齢、性別は問いません。 イ 地域活性化に積極的に取り組み、隊員期間満了後においても本市に定住する意欲のある方。 ウ 心身ともに健康で誠実に職務を行うことができる方。 エ 三大都市圏をはじめとする都市地域等※に在住し、採用後、喜多方市に住民票を異動し、生活拠点を移すことができる方。 ※現在の在住地が応募要件を満たしているかは、お気軽にお問い合わせください。 オ 普通自動車免許を有している方。 カ パソコンの基本(ワード、エクセル、パワーポイント等)操作ができる方。 キ 田園地域・中山間地域の生活及び地域づくり活動に関心のある方、または、地域づくりイベント等の企画運営経験がある方。 ク 人とコミュニケーションをとることが好きで、自ら積極的に地域と関わる姿勢を持つ方。 (2)次のいずれにも該当しない者 ア 禁固以上の刑に処せられ、その刑の執行を終わるまで、又はその執行を受けることがなくなるまでの者。 イ 喜多方市職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者 ウ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者。 エ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者。 |
募集人数 | 1名 |
勤務地 | こまがた元気会事務所「こまがた元気館」(喜多方市塩川町中屋沢字道下) |
勤務日数・時間 | 週4日勤務。 通常の勤務時間は、8:30~17:15(休憩時間60分) ただし、土日、祝日又は勤務時間外に勤務をした場合は、勤務日及び時間等の振替を行います。 |
雇用形態 |
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雇用期間 | 採用日から2023年3月31日まで。 採用日から最長3年間の雇用延長が可能。 ※地域おこし協力隊員としてふさわしくないと市長が判断した場合は、任期中であっても任用を取り消す場合があります。 |
給与・賃金等 | 164,640円/月 市の基準により通勤手当相当額・期末手当を別途支給します。 所得税及び健康保険・厚生年金・雇用保険への加入に伴う保険料等の本人負担分が控除されます。 |
待遇・福利厚生 | ・社会保険加入 ・有給休暇、特別休暇 ・家賃は月額30,000円を上限に市が負担します。上限を超える場合は、一部自己負担が生じる場合があります。 ※地域内に紹介できる空き家があります。 ・協力隊3年目、任期終了1年目に起業する場合、起業に要する費用1,000,000円を補助します。 |
申込受付期間 | 2022年6月7日(火)から8月22日(月)まで。 ※採用が決まり次第募集を終了します。 なお、募集期間経過後においても募集人数に満たない場合は、その都度選考を行います。 |
審査方法 | 募集期間中であっても、一定数の応募があった場合は、その都度選考を行い、合否を決定します。 選考の結果、採用が決定した場合はその時点で募集を終了します。 (1)第1次選考:書類選考 提出された履歴書と応募用紙により都度書類選考を行い、応募者には都度結果を文書で通知します。 (2)第2次選考:面接選考 書類選考の合格者に対し、都度面接による選考を実施します。面接選考結果(合否)を文書で通知し、合格者を採用します。 |
参考URL | https://www.city.kitakata.fukushima.jp/site/iju-info/34413.html |
備考・その他 |
お問い合わせ先 |
喜多方市 企画政策部 地域振興課 きたかたぐらし推進室 |
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