福島県では、地域で脈々と受け継がれている伝統産業の後継者として、「福島県地域おこし協力隊」を募集します。
福島県には、国見町のあんぽ柿、会津美里町の会津本郷焼、須賀川市の牡丹、西会津町の会津張り子など、多くの伝統産業が地域に息づいています。
これらは、地域の風土、気候に根ざし、歴史を紡ぎながら独自の産業として 受け継がれてきた「宝」であり、「地域住民の誇り」です。
しかし、現在、都市への人口流出、少子高齢化の流れの中、伝統産業に携わる方々の高齢化、後継者不足が深刻な問題となっています。
そこで、福島県に残る伝統産業の未来を担う「福島県地域おこし協力隊」を、下記のとおり募集します。
本募集要項及び応募履歴書等は、福島県企画調整部地域振興課のホ ームページからダウンロードすることができます。
制度名 | 地域おこし協力隊 |
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業務概要 | 地域おこし協力隊の任期終了後、西会津の会津張り子の技術を継承する野沢民芸品 製作企業組合の一員として従事することを目標に以下の事業の推進に当たります。 ア 業務詳細 (ア) 基幹技術となる張り子の木型の造型及びデザイン技術の習得 (イ) 西会津の会津張り子の基礎知識、製作に係る各工程の基礎的な技術の習得 (ウ) 西会津の会津張り子に関する情報発信と PR(イベントへの出展等)の実施 (エ) 野沢民芸品製作企業組合に関する業務一般 イ 期待する成果 ・西会津町の地場産業としての会津張り子製作への従事 ・地域への定住・定着 ・技術の継承と、ブランド価値の向上 ・西会津の会津張り子の販路開拓・普及促進 |
募集対象 | ア 西会津町の会津張り子の技術継承に強い志を有し、平成30年5月1日現在、 年齢23歳以上で心身共に健康な者 イ 3大都市圏内の都市地域(※1)又は地方都市(条件不利地域(※2)を除く) に居住する者、又は、これまで地域おこし協力隊として2年以上活動し、かつ、 解職から1年以内である者で、採用後、勤務地に住民登録し、生活の拠点を移す ことが可能な者 ※1 「3大都市圏」とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重 県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部 ウ 普通自動車免許を有し、県内及び近隣県への運転業務に支障がない者。 |
募集人数 | 1名 |
勤務地 | 野沢民芸品製作企業組合(福島県耶麻郡西会津町野沢字上原下乙 2704-2) |
勤務時間 |
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雇用形態・期間 | 福島県と西会津町が協同して設置するため、県及び西会津町のそれぞれから委嘱します。 委嘱する場合、採用日から12か月目までは、福島県の非常勤特別職(嘱託員)、13か月目以降は西会津町の非常勤特別職の身分となります。 ※地域おこし協力隊は複数年(最長3年)設置できますが、委嘱は年度単位となります。 |
給与・賃金等 | 報酬日額 9,640円 通勤手当相当額(月 2,400円を限度)を加算 ※原則、賞与、退職金及び各種手当はありません。 |
待遇・福利厚生 |
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申込受付期間 | 平成30年5月25日(金)から平成31年3月25日(月) |
審査方法 |
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参考URL | http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/tiikishinkou-120.html |
備考 | 事前に現地見学を希望される方は、受入れの調整を行いますので、下記のお問い合わせ先まで御連絡ください。(調整状況によっては、御希望に沿えない場合もありますので、あらかじめ御了承ください。) なお、現地見学に要する経費(現地までの交通費、宿泊代等)については、全額自己負担となりますが、交通費については、所定の要件を満たすことにより「移住希望者支援交通費補助金」への申請が可能です。 |
お問い合わせ先 | 福島県地域振興課 天野・栗林 〒960-8670 福島市杉妻町2-16 TEL:024-521-7114 FAX:024-521-7912 E-mail:tiikishinkou@pref.fukushima.lg.jp URL:http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/tiikishinkou-120.html |
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