会津美里町は会津盆地の西部に位置し、冬は積雪が多く、夏は盆地特有の蒸し暑い気候が特徴です。北部に広がる平野部と南部を覆う山間地からなり、肥沃な土壌の平野部は主として水田や畑として利用されています。

■ 地域で目指すところ

町の東部に位置する会津本郷地域では約400年前から焼き物を生産しており、会津本郷焼は地域の宝として脈々とその技術が受け継がれています。現在ある12の窯元はそれぞれ作風が異なり、伝統を継承しながらも新しい感性を取り入れています。しかし、現在、都市への人口流出、少子高齢化の流れの中、伝統的産業に携わる方々の高齢化や後継者不足が深刻な問題となっています。 歴史ある会津本郷焼の技術を引き継ぎながらも、自由な感性でものづくりに取り組む方を増やし、会津本郷焼をもっと盛り上げていきたい考えています。

■ こんなことを協力隊に求めています!

伝統のある会津本郷焼の技術を学びながら、自身の個性や経験を掛け合わせることで、新たな会津本郷焼の魅力を創り、広めていただきたいと考えています。

そのために、窯元や地域の方々から焼き物の技術や地域の良さを教わりながら、作品の制作やイベントへの参加、SNS等を活用したPRを行っていただきます。

受け継がれてきた技術の継承に真摯に取り組みながらも、新しい「会津本郷焼」にチャレンジできる方を求めています!

■ 活動場所の紹介

主に会津本郷焼窯元「流紋焼」で基礎から技術習得に励んでいただきます。(目指したい方向性に併せて、流紋焼以外の窯元での受入を調整させていただく場合もございます。) また、会津本郷焼の窯元で構成される「会津本郷焼事業協同組合」では、組合の業務をとおして会津本郷焼に関わる知識や地域のことなどを学んでいただきます。

 

■ 私たちがサポートします!

技術指導は主に、流紋焼の代表取締役で、会津本郷焼事業協同組合理事長でもある弓田修司さんにしていただきます。その他の活動のサポートは受入団体となる会津本郷焼事業協同組合の事務局が行います。また、役場産業振興課でも活動のことや日々の悩みなど相談に乗ります。 現在活動している10名の現役隊員やOB・OGも頼りになる仲間です。 町としてもOB・OGへの相談体制を整備しており、業務に関することから私生活に関すること、卒業後の進路について、気軽に悩みを相談できるOB・OGが身近にいることは、会津美里町の強みだと思います。 悩みや不安なことがあった際は、移住の先輩方に気軽に相談してみてください。

■ 卒隊後に向けてこんな支援をします

卒隊後に向けて必要な資格取得やスキルアップに要する費用について、年間100,000円を上限に助成します。 また、協力隊2年目から任期終了後1以内に起業する場合は、起業に要する経費について1,000,000円まで補助を受けることができます。 起業する場合は創業支援セミナーや町補助金などの支援が充実しており、実際に起業した協力隊OB・OGの方々も多数います。

■ 会津美里町ってこんなところ

会津美里町は、市街地にも遠くない、ほどよい田舎町です。会津地域の中心地である会津若松市に隣接しており、田畑が広がる町内からは、磐梯山などの山々を背景に広々とした景色が見渡せます。また、地域ごとに異なる歴史や文化、風土があり、「会津」発祥の起源に由来する伊佐須美神社など、寺社仏閣が多く立ち並ぶ高田エリア、東北最古の焼き物「会津本郷焼」の産地として知られる本郷エリア、大部分を農地が占める新鶴エリアは、美しい眺望とクオリティの高い農産物が自慢です。

 

■ お知らせ

募集期間中、首都圏を中心に各種フェア等に担当者、協力隊経験者、現役隊員が参加予定です! 協力隊に興味があるという方、会津美里町への移住に興味がある方、なんとなく話を聞いてみたいでも構いませんので、ぜひイベントにお越しください!気軽にお話ししましょう! その他、随時オンライン等で相談も可能です!お気軽にお問い合わせ、ご相談ください!

応募条件等

制度名 地域おこし協力隊
業務概要

伝統的産業の後継者として、技の習得、PR等を行うとともに、伝統的産業を活用した地域づくりに取り組みます。

(1) 隊員は、会津美里町の会計年度任用職員として採用し、会津本郷焼事業協同組合に所  属します。

(2) 地域の窯元の皆様に師事をし、技術習得を目指します。

(3) 地域の事業者と連携し、地域づくりを通して、地域に根差した会津本郷焼の後継者を   めざします。

(4) 隊員の経験やスキルを十分に発揮し、会津本郷焼の振興に寄与する隊員自らが提案す る事業を行います。

(5) 会津本郷焼に関する情報発信を行います。

なお、活動の方向性については、隊員、会津本郷焼事業協同組合及び会津美里町が協議の上、決定します。

募集対象

以下(1)~(7)のすべてに該当する方

(1) 次のいずれかに該当する方

ア 現在、三大都市圏の地域又は地方都市(条件不利地域は除く)に住所を有する方※該当になるか不安な方はお問い合わせください。

イ 他の地方自治体において、地域おこし協力隊として、同一地域で2年以上活動し、かつ解嘱1年以内の方

ウ 他の地方自治体において、語学指導等を行う外国青年招致事業参加者として2年以上活動し、活動終了から1年以内の方

エ 海外に在留し市町村が備える住民基本台帳に登録されていない方

(2) 採用が決定し委嘱された後は、会津美里町に住民登録して生活の拠点を移すことができる方

(3) 心身共に健康で、地域住民や関連団体と積極的に関わり、意欲的に関係を築こうと努力できる方

(4) 協力隊活動終了後、会津美里町で起業、就業して定住する意思のある方

(5) 普通自動車運転免許を所持している方(オートマチック限定免許可)

(6) 基本的なパソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイント、メール等)ができる方

(7) 地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない方

募集人数 2名程度
勤務地

活動地域:主として会津美里町本郷地域

受入団体:会津本郷焼事業協同組合      

〒969-6042 会津美里町字瀬戸町甲3162番地 

電話0242-56-3007

 

勤務地(師事する窯元):主として流紋焼      

〒969-6152 会津美里町字川原町甲1933番地 

電話0242-56-2221

勤務日数・時間

(1) 勤務日数:週4日

(2) 勤務時間:原則8時30分~17時15分(途中お昼休み1時間)

(3) 休 日:祝日・年末年始(休日等に出勤の場合は振替となります)

(4) 休 暇 日:会津美里町と協議の上、決定します

(5) そ の 他:勤務日時、休暇等の詳細は、会津本郷焼事業協同組合及び会津美里町と協議の上、決定するものとします

雇用形態 地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する第1号会計年度任用職員 活動に支障がない範囲で、個人事業の運営、副業など可能
雇用期間 令和7年4月1日以降 ~ 令和8年3月31日 (最長で3年間継続可能とし、毎年度、面接により成果等を検証し、継続更新についての判断を行う)
給与・賃金等 月 額:170,000円 (月末締、翌月10日までに支給)
待遇・福利厚生

社会保険:加入

有給休暇及び特別休暇:あり

家賃助成:月額45,000円を上限に助成

引越助成:引越しに係る運送費等について100,000円を上限に助成 ただし、同居家族がいる場合、150,000円を上限に助成

敷金礼金助成:90,000円を上限に助成

自己研鑽費:年間100,000円を上限に助成

起業助成:協力隊2年目から任期終了後1年以内に起業する場合、起業に要する費用1,000,000円を上限に助成

申込受付期間 令和6年12月18日(水曜日)まで
審査方法

(1)1次選考(書類選考) 応募書類による審査を行います 1次選考結果は文書で通知します【令和6年12月下旬】

(2)2次選考(面接試験) 1次選考の合格者に対し会津美里町役場において面接試験を行います【令和7年1月18日(土)】 日程等の詳細は、1次選考結果通知の際にお知らせします 2次選考結果は文書で通知します【令和7年1月下旬】

(3)その他 応募に係る費用(書類郵送代、交通費、宿泊費等)は個人負担となります

【応募方法】

次の提出書類を下記応募先まで、郵送又は持参して下さい(申込受付期間必着) 提出された応募書類は返却いたしません

① 会津美里町地域おこし協力隊応募用紙(参考URLより取得してください)

② 運転免許証の写し

③ 住民票抄本(本籍地記載不要)

【応募先】

〒969-6292 福島県大沼郡会津美里町字新布才地1番地

会津美里町役場 政策財政課 移住定住促進係

参考URL https://www.town.aizumisato.fukushima.jp/gyosei/kurashi_tetsuzuki/5/6/5037.html
お問い合わせ先

福島県会津美里町 政策財政課移住定住促進係 地域おこし協力隊担当

所在地 : 〒969-6292 福島県大沼郡会津美里町字新布才地1番地 会津美里町役場本庁舎

電話番号 : 0242-55-1171

メール : seisaku@town.aizumisato.fukushima.jp