今回のインタビューは元・いわき市地域おこし協力隊の三戸大輔さんです。

 いわき市川前町の地域おこし協力隊として活動していた三戸さん(愛称:サンディー)は、同地域に定住しクラフトビール醸造所「SANDi BREWERY(サンディー・ブルワリー)」を開業しました。現役時代から地域の方の理解と協力を得ながら、町を盛り上げたい!と新たな特産品を目指してビール造りの挑戦をはじめ、この度クラフトビールの醸造免許を取得し自身のビール造りを開始した三戸さんにお話しを伺いました!

(インタビューは動画、文章のどちらでもご覧いただけます。)

PROFILE

地域おこし協力隊 経験者
三戸 大輔 さん
 
所属地域:いわき市川前町
着任年月:2020年6月~2023年3月
出  身:福島県
活動内容:地域中核施設への誘客、地域資源の磨き上げ

Q.地域おこし協力隊になったきっかけを教えてください

 以前、広島県福山市でクラフトビールの修行をしていたのですが、その時に岡山県の地域おこし協力隊経験者でクラフトビール醸造所を開業された方にお会いし、協力隊の制度を教えていただきました。

 元々、私はいわき市出身なので地元でクラフトビールの醸造所を開業したいと思っていたのですが、ちょうどその頃、いわき市川前町の協力隊募集を知り応募したところ、採用いただくことができました。


Q.現役時代はどんな活動を行っていましたか?

 現役時代は川前町にある「いわきの里鬼ヶ城」という大きなキャンプ場へのお客様誘致、町の特産品PRや情報発信、町のイベントや地域の行事などに参加してその盛り上げをするといった活動を行っていました。


Q.川前町でのビール造りはどのように進めていったのですか?

 協力隊1年目で、最初は地域の方へのご挨拶回りから始まりました。元々クラフトビール醸造所を開業したい想いがあったので、1年目は地域の皆さんに向けてクラフトビールでこの町を盛り上げていきたいという発信をしました。
 そこから地域の皆さんに集まっていただき、地域おこし協力隊の活動報告と一緒に今後私がやっていきたいビール造りのお話をさせていただき、賛同をいただいたところから活動を開始しました。

 耕作放棄地が町の課題でもあったので、地域の方と一緒にビールの原料づくりを行い、その後、収穫したホップや大麦を使って委託醸造をし、試作品を作り色々な活動を広げていきました。


Q.協力隊卒隊後から現在まで

 卒隊後は川前町に定住し、町の空き家を改装してクラフトビールの醸造所にしました。
ようやくクラフトビールの醸造免許がいただけたので、ちょうどいまビールの仕込みをしています!

Q.地域での暮らしや地域住民との関わりについて

 元々私がいわき市出身ということもあり、川前町の皆さんには快く迎え入れていただき、とても仲良くさせていただいています。やはり地域おこし協力隊を3年間やらさせていただいたことで、町の皆さんにも顔が知れたのでとてもフレンドリーに協力的に過ごさせてもらっています。
 ビールの原料づくりでは、ホップや大麦の栽培を今でも町の皆さんにお手伝いいただき、連携しながら一緒に活動を行っています。

 あとは、消防団や青年会にも所属しています。いわき市はじゃんがら念仏踊りという伝統的な踊りがあり、川前町は青年会が担っているので私も毎年参加しています。


Q.今後の目標について教えてください

 今後はいわき市川前町を代表できるビールとして、町の新しい特産品として、まずはいわき市のビールになれるように頑張っていきたいと思います。そこから、川前町を全国に発信していければいいなと考えています。

 まずは美味しいビールを作るところから始めていきたいと思っています!


地域の方にお話を伺いました

いわき市中山間地域集落支援員  矢内育子さん(右)

Q.三戸さんとの関わりや印象を教えてください

 私たち8人で中山間の集落支援員を行っているのですが、その関係で色々と一緒に活動を行いました。印象は、ちょっと面白い人だなという感じだったかな。笑

Q.これまでどのような活動を一緒にされてきましたか?

 ビールをやりたいという夢を聞いて、それならみんなで応援しよう!ということで、ホップの苗を個人個人でプランターに植え始めたんです。ホップって山にいくらでもあるじゃないと思っていましたが、それとはまた別のもので。
 三戸さんが畑に植えたホップの草むしりをしたり、収穫をしたりと色々と一緒に楽しんでやっていました。

Q.これからの三戸さんに期待することを教えてください!

 夢をずっと持っていて、それに向かって一生懸命やってる姿はよくわかります。だから、まずは自分の夢を叶えて欲しいと思います!そして、夢が叶ったら地域に恩返しをしてくれると凄く嬉しいですね。

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