今回のインタビューは大玉村地域おこし協力隊の小川晴喜さんです。

 大玉村の協力隊として情報発信を担当する小川さん。ミッションであるHPやSNSでの情報発信の枠を超え、村の魅力を伝えるため、これまで様々なイベントを企画されてきました。間もなく2024年7月31日に任期満了を迎える小川さんにお話しを伺いました!

(インタビューは動画、文章のどちらでもご覧いただけます。)

PROFILE

地域おこし協力隊
小川 晴喜 さん
 
所属地域:大玉村
着任年月:2021年8月
出  身:東京都
活動内容:情報発信

Q.大玉村の協力隊になったきっかけを教えてください

 大玉村地域おこし協力隊の方を元々知っていて、その方にお会いしに行ったのが大玉村を知ったきっかけです。その際に、村の協力隊になってみないか?と声をかけていただいたのが着任のきっかけです。

Q.活動について教えてください

 SNSやHPを自身で作成しそれらを使って情報発信をしたり、イベントを開催したりして村内の魅力を広く伝えようと頑張っています。

Q.特に印象に残っている活動について教えてください

 初年度と2年目の時に、村内や県北地域を中心とした親子世帯を対象に「おおたまコモン」というイベントを企画しました。村内の農家さんにも手伝っていただきながらシェア畑で野菜を作ったり、お皿を作ったり、料理教室を行ったりして、大玉村の魅力を一緒に体験してもらうイベントです。
 大玉村は農村地域なので、せっかくなら私も畑をやりたいと思っていました。また、大玉村は移住者が多い地域なので、畑を持っていない家庭も増えてきています。そういった方々と一緒にやれたらいいなと思い企画しました。


Q.大玉村での暮らしはいかがですか?

 初年度はアパートに住んでいたので、その時の暮らしは東京と変わらないと思っていたのですが、その後2年目からは空き家を改修しながら住むようになったので、近所付き合いが多くなっていきました。近所の方たちとお酒を飲んだり、草刈りをしたり、地域の方にも手伝っていただきながら暮らしています。


Q.大玉村の魅力を教えてください

 まずは「のどか」なところです。あとは、暮らしやすいところも魅力です。
私自身、農業にも興味があったので、農家さん達とも触れあう中で教えてもらったり、お裾分けで野菜や果物をいただいたりして、心温かい地域性が好きです。


Q.間もなく任期満了ですが、進路について教えてください

 私は建築学科を卒業しているので、今後は建築の設計業を行っていきたいと考えています。村外の企業ではありますが、大玉村に住みながら通う予定でいます。
 大玉村の方々にとてもお世話になってきたし、まだ村で自分ができることがあると思っているので、協力隊が終わってからも地域の活動に参加していきたいというのが、大玉村に残るきっかけです。


地域の方にお話を伺いました

八起農園(やおきのうえん)白幡 貴之さん(左)

Q.小川さんとの関わりを教えてください

 最初はうちの畑を使いたいということだったかな。
 小川君が自分たちで野菜を作って最後にカレーを作って食べるという企画をして、うちの空いている畑を使っていいですかと聞いてきたのが最初に関わりをもったきっかけです。

Q.小川さんの印象について教えてください

 最初は若いのにしっかりしているイメージです。慣れてくると意外に抜けてるんだなという所があったと思いますけど。笑
 若いのに地方に来てやりたいことがあるっていうのは、漠然とその辺にいる若い子らよりはやっぱりしっかりしているし、色々な考えがしっかりあるのかなと思います。

Q.小川さんが大玉村に残ると聞いてどう思いましたか

 地域おこし協力隊は定住を目的にした部分があるんでしょうけど、なかなかこういう地方で起業するとなると難しいと思うんです。でも、今後色んな可能性を残してここにちょっと重心を置く選択をしてくれただけで嬉しいですね。

Q.小川さんへの応援メッセージをお願いします!

 変わらず、自分のアンテナの向く方にフットワーク軽く色々取り組んでいってもらえればと思います。その中に大玉村が残っていれば嬉しいですけど、やりたいことをやってもらってるのが一番いいかなと思います。



Q.協力隊を検討中の方にアドバイスをお願いします

 私は現地に来て協力隊の人と話をしながら、「私が来たらこういうことができる」とか、「こういうことをやってみたい」っていうのが具体的にイメージできたので、協力隊になろうと思えたんです。なので、現地に1度来てその場所で働いている協力隊の方々と話をするのが良いのかなと思います。


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