福島県では今年度、県内市町村における地域おこし協力隊制度と復興支援員制度の理解を深め、運用力の向上を目指すとともに、市町村の枠を越えた連携態勢の強化を図るため、市町村担当者に向けた研修を全4回開催予定です。
第2回目となる今回は、第1回目に引き続き総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員 野口拓郎氏を講師に迎え、「地域おこし協力隊の推進に向けた労務・財政措置について」をテーマに研修を行いました。
- 開催日:令和4年7月26日(月)13:30~16:00
- 開催方法:オンライン会議ツール「ZOOM」
- 参加人数: 35名(市町村担当者 33名、協力隊受入団体職員 2名)
《内容》
1.開講
2.講義『地域おこし協力隊の推進に向けた労務・財政措置について』
講師 総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員 野口拓郎氏
3.質疑応答
4.グループセッション
5.閉講
講義『地域おこし協力隊の推進に向けた労務・財政措置について』 / 講師 野口拓郎氏
「地域おこし協力隊労務に関わるチェックリスト」を基に、地域おこし協力隊担当者に求められる労務管理や財政措置に関するポイントをお話いただきました。
その後、グループに分かれて感想や課題の共有を通して、参加者同士による情報交換を行いました。
参加者アンケートより
- 各事業に係る経費が特別交付税の対象となるのかならないのか線引きがあいまいな中で各自治体が同様の悩みを抱えており、また財政措置の関係で協力隊員との解釈の違いが生じないように日ごろから連絡を密にとることが必要だと感じました。
- 他自治体も当市同様、模索しながら事業を実施されていることが分かった。
- 協力隊を受け入れるうえでトラブルとなりやすいことを確認でき、現状を見直してみたい。
- 他自治体の方の情報を聞けたのがよかったです。ありがとうございました。
今後の市町村担当者研修スケジュール
(第3回)
日 程:令和4年9月2日(金)
内 容:「担当者に求められる活動支援・任期後に向けた支援とは①」
講 師:花巻市役所 髙橋信一郎 氏
総務省地域おこし協力隊サポートデスク専門相談員 野口拓郎 氏
(第4回)
日 程:令和4年10月
内 容:「担当者に求められる活動支援・任期後に向けた支援とは②」