福島県内の地域の担い手(地域おこし協力隊、復興支援員)を対象に、「論理的な思考」をキーワードに地域や行政との相互理解を深めながら活動をより円滑にすすめるヒントを学ぶ研修を開催しました。

【開催概要】

日  時:令和3年12月10日(金)10:15~15:30
場  所:猪苗代町体験交流館「学びいな」
参加人数:17名(地域おこし協力隊)
研修目標:以下のようなポイントを学び、論理的な考え方を取り入れることで、行政や地域との相互理解を深め、自身の地域協力活動の円滑化につなげる
・物事を客観的に分析する
・自分の考えや活動内容をわかりやすく伝える
・相手の意見を理解する

プログラム

【事例発表】 
「協力隊任期中における論理的な思考を活かした活動事例について」

講師:元 猪苗代町地域おこし協力隊 遠藤 孝行 氏

・論理的思考とは
・協力隊活動における論理的思考の活用事例 など
▲協力隊現役時代に取り組んだご自身のプロジェクトについて、行政の性質や仕組みのお話も交えながら論理的思考を活用した事例を紹介いただきました。

【ワーク1】 論理的な思考を体験してみよう
・プログラミング・ロジカルシンキングとは
・3~4人/1組のグループでプログラミングを行いロボットを動かそう!

 
▲レゴマインドストームを使って、決められたコースを走るプログラミングを体験しました。最後は全チーム一斉にスタートし、プログラミングに修正を加えながらゴールを競いました!

【ワーク2】論理的な思考を活かしてみよう!
・論理的な思考を活かして地域課題の解決方法を考える個人ワークをやってみよう!

▲ロジックツリーを用いて自分の目標や課題を細分化し、具体的なアクションに落とし込みました。

【まとめ】
・ワーク2の内容をグループ内でお互いに発表しよう!

【自由交流】

参加者アンケートより

  • 論理的思考という視点から活動をしていく上で、目標達成するための順序だてを学ぶことができた。これから活動をしていくなかで、どう行動すればいいのか、論理的思考を使いながら活動していきたいと思った。
  • プログラミングを実践することでその思考を理解する流れが面白く、実際に手を動かすことで身についたこともあった。
  • 事業を進める上での思考法や、体験できるワークはとても楽しみながら勉強になった。
  • プログラミングという自分の知らない分野を知ることが体験ができた事、そしてそれを活用したロジカルな考え方につなげられた事が大変新鮮で楽しかったです。
  • 私自身の課題を表にまとめ、そしてマトリックスの中で優先順位は何か、どう進めていくのがいいのかなど、思考が目にできたので良かった。