令和3年10月7日(木)、福島県内の地域の担い手(地域おこし協力隊、復興支援員)を対象に、協力隊OBOG が活動する市町村を実際に訪れる『フィールドワーク研修』を開催しました。古殿町と金山町の2拠点で同日開催となった本研修では、地域おこし協力隊及び復興支援員 計26名が参加しました。
【開催概要】
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@古殿町
■事例発表
元・古殿町地域おこし協力隊 鈴木 翔瑛さんから、3年間の地域での取り組みや任期後に町に残った経緯などをお話いただきました。
■フィールドワーク
協力隊任期中に鈴木OBが企画した「うまいにんじん」の栽培にあたり、堆肥を提供してくれたという宮田馬事を訪れました。現役時代の鈴木OBの活動を応援し、卒隊した今でも仕事でお世話になっているという宮田商事社長の鈴木さんや、道の駅ふるどの「おふくろの駅」駅長の遠藤さん、豊国酒造の矢内さん、ふるさと工房おざわふぁ~むの小澤さんからお話を伺いました。協力隊時代の鈴木OBの活動を見て、どう感じていたのか、地域に残ってほしいと思った理由や協力隊が来てくれてよかったことなど、様々なエピソードを交えてお話いただきました。
参加者は、地域の方々のお話に真剣に耳を傾け、活発に質問している姿が見られました。
■感想共有
研修を通しての気づきや、学びを参加者同士で共有しました。
@金山町
■事例発表
元・金山町地域おこし協力隊 安藤 奈菜さんから、任期中の地域での取り組みや心がけていたこと、現在の取り組みについてお話いただきました。
■フィールドワーク
活動にゆかりのあるスナックひまわりを訪問し、役場担当者の山口さんや、スナックのママ 佐々木さんから安藤OGとのエピソードを伺いました。
はじめて企画の協力を依頼されたときのことや、現在の関係性など、地域目線でのリアルなお話をたくさんいただき、参加者も真剣なまなざしで聞き入っている様子でした。
■感想共有
研修を通しての新しい発見と面白いと思ったポイントを参加者同士で共有しました。
参加者アンケートより
- 直接地域の方のお話、町役場の担当から見た協力隊の感想を聞けて良かった。
- たくさんの協力隊の方と話せて楽しかったですし、知らない地域に足を運ぶきっかけにもなったので良かった。
- 定着支援としての話だけでなく、今後の活動のヒントになりうる話を多く聞くことができた。
- 人とのつながりの大切さを改めて教えてもらった。