■大熊町のいま
大熊町は2011年の東日本大震災により一時全町避難を経験しました。しかし、2019年には一部避難指示が解除され2022年には町の中心地の避難指示が解除されるなど、今まさに町は、大きな転換期を迎えています。夏は海風があり涼しく、冬は積雪がほとんどない気候で、比較的住みやすい町になっています。
■募集の背景
現在、大熊町には宿泊施設が不足していること、また宿泊施設や住宅が増えていく計画とはいえ、大熊町ののりしろとしてのコミュニティが少ないことが課題として挙げられる。その課題解決のため、すでに稼働しているシェアハウスと現在計画中のゲストハウスの利用を促進し、気軽に足を運べる、遊びに来られるコミュニティとしての場づくりを行っていく必要がある。
■こんなことを復興支援員に求めています!
関係人口として継続的に関わり続けてもらうための、拠点整備と関係人口が環流するための仕組みを企画し実行していただきます。大小さまざまな自主企画イベントを実行することで、2年目には年間合計3,000名の来場者を目指します。また「大熊町といえば〇〇」といってもらえるようなお土産を企画し、ゆくゆくはお土産単品での発想ではなく関係人口創出と絡めてコミュニティのつながりの強化や新規訪問者の増加にもつなげていくことを考えており、その為の企画力、実行力を持ち合わせた方を求めています。
■活動場所について
大熊町内の株式会社Oriai大熊営業所で勤務することとなります。住居については寮などの用意はありませんが、移住定住支援センターが町内に100戸ほどあるアパート物件の紹介などさせていただきます。
■私たちがサポートします!
受入れ先企業は株式会社Oriaiであり、主に首都圏の若者を地方に呼ぶ企画(イベントやインターンなど)を設計し運営しております。また、雇用主であるおおくままちづくり公社で移住に関するご相談も行っておりますので、遠方の方でもご応募ください。任期中は月1回の個人面談や研修を実施しておりますが、活動や生活で困っていることがあればいうでもサポートを受けられる体制をご用意しております。
■大熊町ってこんなところ
大熊町の特徴は、一言でいうと「未来しかない町」です。全町民が避難を強いられ、2019年に町役場が再開されたばかりで1から新たな町づくりを始めている最中です。人口が減少を続けている日本において、1からの町づくりに関われる機会は今後あまりないかと思います。課題はチャンスであり、新しい発想で新しいチャレンジをしたい人には魅力的な町かと思います。
■お知らせ
募集要項について、また町について少しでも分からない点があれば一般社団法人おおくままちづくり公社までお気軽にお問い合わせください!また現地を見学したい方もご連絡いただければいつでもアテンドいたします。
募集情報
制度名 | 復興支援員 |
---|---|
業務概要 |
【概要】 【業務内容】 【3年間の活動イメージ】 |
募集対象 | 応募条件として、次の条件をすべて満たす方とします。 1.地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない方 2.大熊町に居住の意思がある人 3.心身ともに健康で地域おこしに意欲があり、地域活動に積極的に参加できる方 4.普通自動車運転免許(AT限定可)をお持ちの方 5.パソコンでパワーポイントやGoogleスライドでの資料作成、エクセルやスプレッドシートの基本的な操作が可能 6.X、Instagram、Facebookを仕事上もしくは個人で使用(投稿)したことがある 7.ゲストハウス運営の経験(推奨) 8.ECショップや旅行サイト等の運営やコンサル経験(推奨) 9.何かしらのSaasシステムの運用経験(推奨) |
募集人数 | 1名 |
勤務地 | 大熊町内のOriaiハウス(株式会社Oriai大熊営業所) |
勤務時間 | ・勤務時間:9:00 ~ 18:00(休憩1時間15分) ・休日/休暇:週休2日(シフト制)、年末年始休暇、夏期休暇、有給休暇 |
雇用形態 | 契約社員 副業も可(届け出審査有) |
雇用期間 | 2024年10月1日~2025年3月31日 ※1年の原則更新。 |
給与・賃金等 | ・月給:250,000円 ・残業手当あり ・賞与なし |
待遇・福利厚生 | ・社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険) ・住居手当(大熊町の「職員の給与に関する規程」に準ずる) ・通勤手当(大熊町の「職員の給与に関する規程」に準ずる) ・ノートパソコン、スマートフォン貸与 |
申込受付期間 | 2024年6月20日~2024年9月30日 ※採用候補者が決定した場合、期間中であっても募集を終了させていただきます。 |
審査方法 | (1)書類選考 応募書類による審査を行います。応募書類をEmailで提出していただいた方から随時選考を行います。 【応募書類】 ・大熊町復興支援員応募フォーム 【提出先】 saiyo@okuma-machizukuri.or.jp(一般社団法人おおくままちづくり公社 復興支援員事務局担当者宛) (2)一次面接 書類選考の合格者に対し、オンラインで面接を行います。 (3)二次面接 一次面接の合格者に対し、大熊町において対面式の面接をを行います。(交通費実費支給、現地案内) |
参考URL | https://www.okuma-machizukuri.or.jp/shienin-boshu |
備考 |
お問い合わせ先 |
一般社団法人おおくままちづくり公社 復興支援員事務局(担当:山崎大輔) |
---|