大熊町/復興支援員/募集

■大熊町のいま

 大熊町は2011年の東日本大震災により一時全町避難を経験しました。しかし、2019年には一部避難指示が解除され2022年には町の中心地の避難指示が解除されるなど、今まさに町は、大きな転換期を迎えています。夏は海風があり涼しく、冬は積雪がほとんどない気候で、比較的住みやすい町になっています。大熊町/復興支援員募集

■募集の背景

 未だ農林水産業の再興が進んでいない大熊町ですが、震災前は牛やダチョウの飼育がされていた畜産農業についても同様に、全く再開がなされておりません。そのような状況の中、羊牧場という「観光地」とジンギスカンという「商品(食)」の両面から、大熊町の認知度向上・活性化を図る目的で大熊未来合同会社で羊の飼育を行っています。町のイメージアップや被災者の心のケアを行えるような存在を目指し活動を始めたばかりの事業となっております。
大熊町/復興支援員募集

■こんなことを復興支援員に求めています!

 OURSHEEP(ウルスシープ)という名前の羊牧場を2024年に開設しました。牧場での仕事を通して、0から作り上げる経験をしていただきます。「大熊町の活性化に貢献する」ことを目標に、自由度をもって企画の立案から実行までチャレンジしていただく予定です。チャレンジする事が好きな方にとっては、魅力的な事業内容だと思います。
大熊町/復興支援員募集

■活動場所について

 大熊町内にある羊牧場で仕事をしていただきます。また事務作業については、受入れ企業であるおおくま未来合同会社で行うこととなります。住居については寮などの用意はありませんが、移住定住支援センターが町内に100戸ほどあるアパート物件の紹介などさせていただきます。
大熊町/復興支援員募集

■私たちがサポートします!

 受入れ先企業はおおくま未来合同会社であり、キクラゲやホンシメジ、麦やさつまいもの栽培などを行っております。その中で、今回の職種としてはOURSHEEPという牧場での30頭の羊の飼育がメイン業務であり、来年の繁殖・出荷を目指していただきます。具体的な仕事内容としては、餌やり・小屋清掃・羊の体調管理となり、その他、地域イベントへの出店やインスタグラムの活用した宣伝活動も行っていただきます。
もっと仕事内容を知りたいという方のために企業見学会を実施しております。また、雇用主であるおおくままちづくり公社で移住に関するご相談も行っておりますので、遠方の方でもご応募ください。任期中は月1回の個人面談や研修を実施しておりますが、活動や生活で困っていることがあればいうでもサポートを受けられる体制をご用意しております。
大熊町/復興支援員募集

■大熊町ってこんなところ

 大熊町の特徴は、一言でいうと「未来しかない町」です。全町民が避難を強いられ、2019年に町役場が再開されたばかりで1から新たな町づくりを始めている最中です。人口が減少を続けている日本において、1からの町づくりに関われる機会は今後あまりないかと思います。課題はチャンスであり、新しい発想で新しいチャレンジをしたい人には魅力的な町かと思います。
大熊町/復興支援員募集

■お知らせ

 募集要項について、また町について少しでも分からない点があれば一般社団法人おおくままちづくり公社までお気軽にお問い合わせください!また現地を見学したい方もご連絡いただければいつでもアテンドいたします。
大熊町/復興支援員募集

募集情報

制度名 復興支援員
業務概要

【概要】
羊牧場という「観光地」とジンギスカンという「商品(食)」の両面から、大熊町の認知度向上・活性化を図る

【業務内容】
・羊の健康管理・繁殖管理(餌やり・小屋清掃等)
・SNSでの情報発信
・地域イベント出店(開催準備・当日の運営)
・羊ふれあい牧場(開設準備・運営)

【3年間の活動イメージ】
●1年目
・目標は羊牧場(OURSHEEP:ウルスシープ)の町内での認知度向上
・地域のイベントへの参加として、「大熊町の羊牧場」として出店することで町の皆さんに羊を身近に感じていただく、イベントで広告を配り認知度向上を図る
・インスタグラムの活用ろして、SNSを通して羊牧場の様子をリアルタイムに伝える(@okuma_hitsuji)
●2年目
・目標は県内・全国での認知度向上
・地域イベントへの参加
・インスタグラムの活用として大熊町第1号の羊の赤ちゃんが生まれる予定のため、SNSを通して成長の様子を届ける
・ふるさと納税として福島県大熊町産の羊肉をふるさと納税として販売
●3年目
・目標は全国での認知度向上・大熊町の観光事業の活性化に貢献
・地域イベントへの参加
・インスタグラムの活用
・ふるさと納税
・羊ふれあい牧場の開設:町内はもちろん町外の人々が訪れる大熊の観光スポットを目指す

募集対象 応募条件として、次の条件をすべて満たす方とします。
1.地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない方
2.大熊町に居住の意思がある人
3.心身ともに健康で地域おこしに意欲があり、地域活動に積極的に参加できる方
4.普通自動車運転免許(AT限定可)をお持ちの方で、自己車両を持ち込みできる方
5.動物が好きな方
6.パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント等)の基本的な操作ができる方
7.コミュニケーションスキル、他社に対する共感力の高い方
募集人数 1名
勤務地 おおくま未来合同会社が保有する大熊町内にある羊飼育場
勤務時間 ・勤務時間:7:30 ~ 16:15(休憩1時間)
・休日/休暇:週休2日(シフト制)、年末年始休暇、夏期休暇、有給休暇
雇用形態 契約社員
副業も可(届け出審査有)
雇用期間 2024年10月1日~2025年3月31日
※1年の原則更新。
給与・賃金等 ・月給:250,000円
・残業手当あり
・賞与なし
待遇・福利厚生 ・社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
・住居手当(大熊町の「職員の給与に関する規程」に準ずる)
・通勤手当(大熊町の「職員の給与に関する規程」に準ずる)
・ノートパソコン、スマートフォン貸与
申込受付期間 2024年6月20日~2024年9月30日
※採用候補者が決定した場合、期間中であっても募集を終了させていただきます。
審査方法 (1)書類選考
応募書類による審査を行います。応募書類をEmailで提出していただいた方から随時選考を行います。
【応募書類】
・大熊町復興支援員応募フォーム
【提出先】
saiyo@okuma-machizukuri.or.jp(一般社団法人おおくままちづくり公社 復興支援員事務局担当者宛)
(2)一次面接
書類選考の合格者に対し、オンラインで面接を行います。
(3)二次面接
一次面接の合格者に対し、大熊町において対面式の面接をを行います。(交通費実費支給、現地案内)
参考URL https://www.okuma-machizukuri.or.jp/shienin-boshu
備考  
お問い合わせ先

一般社団法人おおくままちづくり公社 復興支援員事務局(担当:山崎大輔)
〒 979-1308 福島県双葉郡大熊町大字下野上字清水307-1
TEL:0240-23-7103
FAX:0240-23-7139
MAIL:saiyo@okuma-machizukuri.or.jp
URL:https://www.okuma-machizukuri.or.jp/