会津美里町は、平成17年に旧会津高田町、会津本郷町、新鶴村が合併して誕生しました。人口2万人弱の福島県西部の会津地方に位置する県内有数の「米どころ」です。また、約500年続く伝統工芸である「会津本郷焼」や自然豊かな会津の風土を活かした「ブドウの栽培」も盛んで、豊かな自然と深い歴史を持つ名前のとおりの「美しの里」です。
■ 地域で目指すところ
町では、農業を基幹産業として水稲栽培を中心にキュウリやインゲン、果樹など、肥沃な土壌を生かして様々なものが栽培されています。 また、田園風景が広がる本町において農業は農作物の生産だけでなく、農地の保全、水源の涵養、自然環境の保全、良好な景観の形成などの重要な役割を担う産業です。 しかしながら、その基幹産業を担う農業者の平均年齢が66才(令和2年現在)と高齢であるため、今後、急速に離農が進み担い手の不足が懸念されていることから、農業担い手の確保が課題となっています。
■ 新規就農の難しさ
前述したとおり、農業の担い手不足の解決が町の喫緊の課題であるため、町としても新規就農者を増やしていきたいという思いはある一方で、新規就農をしたい方にとっては、「栽培技術の習得」、「お金の不安」、「家、農地の不安」など難しい問題もございます。
また、国や町の事業として新規就農者向けの奨励金制度もありますが、年齢などの受給要件があるため、人によっては、対象にならない場合もございます。
■ 会津美里町の地域おこし協力隊になって新規就農を目指すメリット
会津美里町地域おこし協力隊には年齢要件がございません。なので何歳からでも申込を行っていただくことができます。
当町の地域おこし協力隊に採用されると、着任から3年間は町から給与が支給される上で、農業の技術を学ぶことができます。また移住や住居に関する不安は、役場(移住定住担当)および民間法人(移住支援団体)が相談窓口となり、支援いたします。
このような仕組みのもと、前述した新規就農のハードルを少し下げたうえで新規就農を目指すことができます。
■ こんなことを協力隊に求めています!
もちろん、公益事業である地域おこし協力隊の仕事は、自分のスキルアップのみではございません。ときには町内農産品のPRや町農業関連事業のサポートも行っていただきます。 町の基幹産業である農業を維持し、広大な農地を将来にわたり適正に管理していくため、水稲栽培の担い手として地域のために活動してくださる方、「会津美里町に移住して農業をやりたい」という熱い気持ちをお持ちの方の応募を心よりお待ちしております。
<求める人物像>
明るく前向きであり、何事にも全力で取り組み、協調性と主体性がある人物 会津美里町に移住し、農業をやる意思のある方
■ 活動場所の紹介
町内の農業法人である株式会社米夢の郷または、アグリ旭株式会社で水稲の栽培や加工などを通して技術習得に励んでいただきます。 米夢の郷では、稲作から加工・販売まで幅広く事業を展開しており、米づくりについて広く知識を身につけることができます。 またアグリ旭では、農機を活用し、少ない人数で広い圃場を効率的に管理しており、効率的な農業について学ぶことができます。
■ 私たちがサポートします!
その他、役場産業振興課でもサポートします。活動のことだけではなく、日々の悩みについても気軽にご相談ください。 また、現在活動している現役隊員やOB・OGも頼りになる仲間です。 町としてもOB・OGへの相談体制を整備しており、業務に関することから私生活に関すること、卒業後の進路について、気軽に悩みを相談できるOB・OGが身近にいることは、会津美里町の強みだと思います。 悩みや不安なことがあった際は、移住の先輩方に気軽に相談してみてください。
■ 卒隊後に向けてこんな支援をします
卒隊後に向けて必要な資格取得やスキルアップに要する費用について、年間100,000円を上限に助成します。 また、協力隊2年目から任期終了後1以内に起業する場合は、起業に要する経費について1,000,000円まで補助を受けることができます。 起業する場合は創業支援セミナーや町補助金などの支援が充実しており、実際に起業した協力隊OB・OGの方々も多数います。
■ 会津美里町ってこんなところ
会津美里町は福島県の西部に位置し、会津若松市から車で10分程度のところにあります。平成17年に旧会津高田町、会津本郷町、新鶴村が合併して誕生し、主な産業は農業です。 年間を通してイベントが多数あり、「あやめ祭り」や「せと市」、「高田大俵引き」、「ワインフェス」などには多くの人が訪れます。また、三重塔がシンボルの「法用寺」や気軽に入ることができる日帰り温泉施設、キャンプ場もあり、観光客や地元のリピーターでにぎわっています。 会津美里町は会津文化の発祥の地として知られ、県内に3つしかない国宝の1つである「一字蓮台法華経」をはじめ国、県の重要文化財も点在しています。地に足をつけた「暮らし」をしたい。そんな移住者に人気の町です。
■ お知らせ
令和6年12月7日(土)に東京都で募集説明会を開催します!
応募締め切り直前に活動内容や勤務条件などについて、すべてお話いたします!
役場担当者のほか、現役隊員や経験者もいるので、応募を迷われている方、気になっている方はぜひご参加ください!
https://www.town.aizumisato.fukushima.jp/gyosei/kurashi_tetsuzuki/5/6/5069.html
その他、随時オンライン等で相談も可能です!お気軽にお問い合わせ、ご相談ください!
応募条件等
制度名 | 地域おこし協力隊 |
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業務概要 |
①主な業務 (1) 隊員は、会津美里町の会計年度任用職員として採用し、受入れ法人等での農業研修を通じ栽培技術を習得する。※水稲を中心とした研修となりますが、希望により他の作物も取り入れることも可能。 (2) 会津美里町産農産物のPRに取り組む。 (3) 農作業に必要となる資格を習得する。 (4) 本町の歴史や文化に触れ、地域住民や事業者と連携し地域に根差した後継者を目指す。 (5) 隊員の経験やスキルを十分に発揮し、農業振興のために事業を企画し実施する。 ②3年間の活動イメージ(活動内容は現時点での想定のため、今後変更となる場合がございます) ■1年目 ・会津美里町を知る ・研修先で管理しているほ場を覚える ・農作業を通して技術を習得する ・生産費について理解する ・会津美里町産農産物のPRを実施する ・農産物の販売を実施する ・地域になじむ ・隊員としての研修に参加する ■2年目 ・管理する圃場を設定し指示を受け作業を行い技術を習得する ・管理ほ場の作付計画及び収支計画を指導を受けながら作成し実践する ・会津美里町産農産物のPRを実施する ・農産物の販売を実施し顧客ニーズを把握する ・経営セミナーや隊員研修へ参加する ■3年目 ・管理ほ場において自ら考え農作業を行う ・管理ほ場作付計画及び収支計画の実践 ・会津美里町産農産物のPRを実施する ・自ら企画し販売イベントの実施または販売促進活動の実施 ・卒隊後に向けた就農準備 ■その他 ・フォークリフトや大型特殊免許など農業経営に不可欠な機械の免許を順次取得する |
募集対象 | 以下(1)~(7)のすべてに該当する方 (1) 次のいずれかに該当する方 ア 現在、三大都市圏の地域又は地方都市(条件不利地域は除く)に住所を有する方※該当になるか不安な方はお問い合わせください。 イ 他の地方自治体において、地域おこし協力隊として、同一地域で2年以上活動し、かつ解嘱1年以内の方 ウ 他の地方自治体において、語学指導等を行う外国青年招致事業参加者として2年以上活動し、活動終了から1年以内の方 エ 海外に在留し市町村が備える住民基本台帳に登録されていない方 (2) 採用が決定し委嘱された後は、会津美里町に住民登録して生活の拠点を移すことができる方 (3) 心身共に健康で、地域住民や関連団体と積極的に関わり、意欲的に関係を築こうと努力できる方 (4) 協力隊活動終了後、会津美里町で起業、就業して定住する意思のある方 (5) 普通自動車運転免許を所持している方(オートマチック限定免許可) (6) 基本的なパソコン操作(ワード、エクセル、パワーポイント、メール等)ができる方 (7) 地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない方 |
募集人数 | 2名程度 |
勤務地 |
勤務地①
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勤務日数・時間 | (1) 勤務日数:週4日 (2) 勤務時間:原則8時30分~17時15分(途中お昼休み1時間) (3) 休 日:祝日・年末年始(休日等に出勤の場合は振替となります) (4) 休 暇 日:会津美里町と協議の上、決定します (5) そ の 他:勤務日時、休暇等の詳細は、株式会社米夢の郷及び会津美里町と協議の上、決定するものとします |
雇用形態 | 地方公務員法第22条の2第1項第1号に規定する第1号会計年度任用職員 活動に支障がない範囲で、個人事業の運営、副業など可能 |
雇用期間 | 令和7年4月1日以降 ~ 令和8年3月31日 (最長で3年間継続可能とし、毎年度、面接により成果等を検証し、継続更新についての判断を行う) |
給与・賃金等 | 月 額:170,000円 (月末締、翌月10日までに支給) |
待遇・福利厚生 |
社会保険:加入 有給休暇及び特別休暇:あり 家賃助成:月額45,000円を上限に助成 引越助成:引越しに係る運送費等について100,000円を上限に助成 ただし、同居家族がいる場合、150,000円を上限に助成 敷金礼金助成:90,000円を上限に助成 自己研鑽費:年間100,000円を上限に助成 起業助成:協力隊2年目から任期終了後1年以内に起業する場合、起業に要する費用1,000,000円を上限に助成 |
申込受付期間 | 令和6年12月18日(水曜日)まで |
審査方法 |
(1)1次選考(書類選考) 応募書類による審査を行います 1次選考結果は文書で通知します【令和6年12月下旬】 (2)2次選考(面接試験) 1次選考の合格者に対し会津美里町役場において面接試験を行います【令和7年1月18日(土)】 日程等の詳細は、1次選考結果通知の際にお知らせします 2次選考結果は文書で通知します【令和7年1月下旬】 (3)その他 応募に係る費用(書類郵送代、交通費、宿泊費等)は個人負担となります 【応募方法】 次の提出書類を下記応募先まで、郵送又は持参して下さい(申込受付期間必着) 提出された応募書類は返却いたしません ① 会津美里町地域おこし協力隊応募用紙(参考URLより取得してください) ② 運転免許証の写し ③ 住民票抄本(本籍地記載不要) 【応募先】 〒969-6292 福島県大沼郡会津美里町字新布才地1番地 会津美里町役場 政策財政課 移住定住促進係 |
参考URL | https://www.town.aizumisato.fukushima.jp/gyosei/kurashi_tetsuzuki/5/6/6167.html |
お問い合わせ先 |
福島県会津美里町 政策財政課移住定住促進係 地域おこし協力隊担当 所在地 : 〒969-6292 福島県大沼郡会津美里町字新布才地1番地 会津美里町役場本庁舎 電話番号 : 0242-55-1171 メール : seisaku@town.aizumisato.fukushima.jp |
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