農業をやってみたいと思ったことはありますか?
今は都市部にお住まいでも、地方ご出身でご実家は農家をされている方も多いのではないでしょうか。
都市部ご出身の方の中には、実際の田んぼや畑を見たことがないというかたもいらっしゃるかもしれません。
都市部ではなかなか想像ができないかも知れませんが、西会津町では今でも農業が町の基幹産業として非常に大きな割合を占めており、町中を車で走るとのどかな田園の風景を楽しむことができます。

そんな町民生活と非常に近しい関係にある農業ですが、人口減と高齢化の煽りを受けて担い手が足りないという課題に直面しています。
また、西会津のおいしいお米やミネラル野菜の生産者も同じように高齢化が進み、生産や販売に対する支援を必要としている状態です。
こういった農業分野の抱える課題を解決するために、農業の後継者となる若い担い手を募集しています。
最初は、地域に慣れていただくために役場に勤務し役場職員と一緒に地域を見て回っていただき、その後実際に農業の担い手となっている方の下で農業研修をしていただきます。研修終了後も、引き続き農業の担い手としてそのまま農業に従事していただきます。
それと並行して、米づくりやミネラル野菜に理解を深め生産者と関係を構築し、町の農産物を使った特産品の生産振興にも従事していただきたいと思います。
退任後は、町内に居住し農業法人等で就労しながら農業の担い手として持続的発展のために活躍していただくことを期待しています。

制度名 地域おこし協力隊
業務概要

採用目的:本町の山間部の集落における農業の担い手の支援及び、高齢化する本町の米やミネラル野菜の生産者支援により農業の継続と拡大、生産出荷量の維持向上を目指す。

業務内容:
1 山間部の担い手農家の支援(担い手農家に一定期間通って、農業技術の習得。(地域の農業支援のため担い手農家で農業実務に従事)
2 食味分析の結果をもとに、良食味米の産地の水田農業を維持
3 ミネラル野菜生産者の支援を通じた、町特産品の生産振興
4 農業法人の運営に係る基礎的な知識の習得

期待効果:自身が新たな農業の担い手として成長すること、高齢化する町内農業者の生産意欲と出荷量を維持することを経て本町の農業の持続的発展、農地の荒廃防止が期待される

活動内容は募集時点での想定内容となっています。
実際に取り組みを進めていく中で、必要な活動・不要な活動が発生した際は所属課と相談し活動方針を再設定していただきます。

募集対象 (ア)西会津町の振興・活性化に強い志を持ち、委嘱日時点で年齢20歳以上の心身ともに壮健な者。
(イ)3大都市圏内の都市地域(※1)又は地方都市(条件不利地域(※2)を除く)に居住する者(※3)で、採用後、勤務地に住民登録し、生活の拠点を映すことが可能な者
※1 「3大都市圏」とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部
※2 条件不利地域とは、次の①~⑦のいずれかに該当する地域とする。
※3 採用日前に町に住所登録をした者は対象外になります。
①過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法、②山村振興法、③離島振興法、④半島振興法、⑤奄美群島振興開発特別措置法、⑥小笠原諸島振興開発特別措置法、⑦沖縄振興特別措置法に指定された地域。
(ウ)普通自動車免許を有する又は委嘱日までに取得予定であり、県内及び近隣県への運転業務に支障がない者
※町内での生活や移動手段として自家用車は必要不可欠です。
※軽トラックを運転する場合がありますので、MT免許を取得している方か着任までにAT限定解除できる方が望ましいです。
(エ)ワード、エクセル、パワーポイントなどパソコンの基本的な操作、ホームページやSNSによる情報発信(テキスト作成・写真撮影を含む)ができる者
(オ)地方公務員法第16条に規定する職員の欠格条項に該当しない者
(カ)山間部等の空家に居住するため、コンビニ・スーパー等の生活施設が近隣に存在しない生活環境に抵抗のない者
募集人数 1名程度
勤務地 西会津町役場農林振興課(ただし、農業研修と農業実務に従事する際は所属課の指示する担い手農家での勤務となる場合があります)
勤務時間

<勤務日>
 原則として、週5日(土日祝日除く平日)の勤務となります。
 ただし、年末年始(12月29日から1月3日まで)は勤務を要しないものとします。
 休日に出勤した場合は休日を振り替えするものとします。

<勤務時間>
 原則として、午前8時30分から午後5時15分までとします。
 ただし、農業技術習得と農業実務に従事する場合は、担い手農家の勤務時間に合わせた勤務となる場合があります。
 勤務時間を超過する場合は、勤務時間を振り替えするものとします

雇用形態・期間

<任用形態>
会計年度任用職員(フルタイム)として町長より委嘱します。
新地方公務員法の規定が適用されるほか、報酬や社会保険料などの取扱も会計年度任用職員に準じます。

<任用期間>
任用開始から当該年度末日まで。
ただし、町が認めた場合は最初の委嘱日から起算して最長3年まで延長が可能です。

給与・賃金等 一律 月額 200,000円を支給します。
(ここから、源泉徴収及び社会保険料本人負担分が控除されます)
期末手当 年2回(6月・12月)
想定年収 約 2,900,000円 程度
待遇・福利厚生 (ア)年次有給休暇等があります
(イ)健康保険、厚生年金、雇用保険に加入します
(ウ)住宅の借り上げ料については、活動費の中から拠出することが可能です
(エ)赴任旅費(赴任にかかる引っ越し等費用)を町規定により支給します(上限72,000円)
(オ)自家用車使用による町外への出張費用の弁償をします(1kmあたり25円)
(カ)副業については、取り組む業務に関するもの、又は定住に必要なものであれば事前の申請を以って認めるものとします。ただし、社会通念上相応しくないと判断されたものや公序良俗に反するものはこの限りではありません。
申込受付期間 令和5年5月1日 から 令和6年3月31日
審査方法

書類選考及び面接選考を行います。
(ア)書類選考(一次選考)
 応募用紙に記載された内容をもとに選考を行います。
 書類選考時に必要に応じて連絡をさせていただく場合があります。
 書類が届き次第、2週間以内にこちらから選考の進捗状況についてお知らせさせていただきます。
 結果は、応募用紙に記載された現住所へ郵送により本人宛て書面でお知らせします。

(イ)面接(二次選考)
 書類選考の合格者に対し、面接を実施します。(オンラインの場合有り)
 日時、場所等については、前記(ア)の書類選考の結果通知に併せてお知らせします。
 採否は面接から1週間程度を目安に、履歴書に記載された現住所(別途連絡先の記載がある場合は当該連絡先)へ郵送により本人宛て書面でお知らせします。

(ウ)その他
 前記(ア)及び(イ)の結果等に対する問い合わせ等は、一切受け付けません。
 選考の進捗状況等に関しては、「お問い合わせ先」までお問い合わせください。
 前記(ア)及び(イ)につきまして、書面にて結果を送付する際に一度電話又はメー
ルにて連絡をさせていただきます。

<提出書類>
令和5年度 西会津町地域おこし協力隊応募用紙 1部

参考URL

<町HP>
https://www.town.nishiaizu.fukushima.jp/

<にしあいづ移住・定住総合支援センターYoutubeチャンネル>
https://www.youtube.com/channel/UCYecbgWwfh1R2xBgWUviTxA/featured

備考  
お問い合わせ先 西会津町役場 商工観光課 西会津のある暮らし相談室(担当:秦)
〒969-4405 福島県耶麻郡西会津町野沢字下小屋上乙3308番地
TEL:0241-45-2213 FAX:0241-45-2241
MAIL:iju@town.nishiaizu.fukushima.jp