大熊町は福島県の沿岸部に位置し、東は太平洋、西は阿武隈高原に接しています。夏は太平洋からの海風で涼しく、冬は阿武隈高原で西からの雲が遮られ、雪があまり降らない町となっています。大熊町は2011年の東日本大震災により一時全町避難を経験しました。しかし、2019年には一部避難指示が解除され、2022年には町の中心地の避難指示が解除されるなど、今まさに町は、大きな転換期を迎えています。

 

地域で目指すところ

震災前に町の中心地であったJR大野駅周辺は現在整備中であり、商業施設や産業施設、文化交流施設などが建設される予定となっております。2024年12月の駅を中心としたまちびらきに向けて、町のにぎわいや担い手を生み出す拠点の一つとして2022年にKUMA・PREがオープンし、大熊町の情報発信や地域イベントの開催などを行っています。
その中で、まだまだ大熊町の現状や未来の姿をを十分に伝えることが出来ておらず、イベントの集客も満足にできていません。さらなるにぎわいを生み出しその輪を広げていくことで、町に事業の種を増やし、町の関係人口の増加を目指すことが今の大熊町に求められています。

 

 

こんな方を求めています!

復興支援員には、それらを実現するためにKUMA・PREを
・町内外に住む大熊町民が気軽に立ち寄り談話ができる交流の場
・町外の来訪者が立ち寄り町の情報が得られる場
・今後の町の事業の種まきやイベントの企画運営および、その情報の発信・拡散の場
として、様々な活動を展開していく魅力あふれる拠点にしてもらいたいと思っています。柔軟な発想と、それを実行に移す行動力に自信のあるコミュニケーションスキルの高い人材を求めています!

 

 

活動場所について

活動場所は、主にJR大野駅西口にあるKUMA・PREとなりますが、町の関係団体と連携し仕事をすることが多い為ため町内に出向き地域の人たちと関わることも多くあります。

 

私たちがサポートします!

復興支援員事務局を運営する、一般社団法人おおくままちづくり公社の山崎が担当者として関わります。着任時の不安や任期中に必要なことなど全てサポートいたします!
着任後は株式会社バトンの一員としてKUMA・PREを拠点に活動して頂くことになります。任期中はいつでも相談いただける体制を取っていますが、その他にも復興支援員事務局による月1回の個人面談や3者面談など、活動や生活で困っていることがある場合には、サポートを受けられる体制も用意しています。

 

大熊町ってこんなところ

大熊町の特徴は、一言でいうと「未来しかない町」です。全町民が避難を強いられ、2019年に町役場が再開されたばかりで1から新たな町づくりを始めている最中です。人口が減少を続けている日本において、1からの町づくりに関われる機会は今後あまりないかと思います。課題はチャンスであり、新しい発想で新しいチャレンジをしたい人には魅力的な町かと思います。

 

お知らせ

募集要項について、また町について少しでも分からない点があれば一般社団法人おおくままちづくり公社までお気軽にお問い合わせください!また現地を見学したい方もご連絡いただければいつでもアテンドいたします。

 

募集要項

制度名  復興支援員
業務概要

【業務の概要】
責任者として、イベントの実現に向けた企画立案、実行、振り返りまでトータルでディレクションを行っていただきます。運営スタッフや連携パートナー、地域の関係各所と連携をとり、イベントを実行します。オペレーションをしながら業務がスムーズに進行する仕組みづくりも並行して行い、複数のイベントをディレクションします。イベントを実施する中で、地域資源の掘り起こしや新たなコラボレーションによる魅力発信、価値創出を目指す役割をになっていただきます。

【1年目】
・イベントを企画~実施~振り返りのサイクルを実施する。
・チームを構築し、それぞれのイベントがスムーズに実施できるような仕組みをつくる。
・SNSを運用し、情報発信を行う。
【2年目】
・イベントの種類並びに規模を広げていく。
・イベントのデータを活用し、仮説をたてて事業化を模索していく。
・大熊近隣だけではなく様々な地域との関係を構築し、コラボレーションを実施
・大野駅西のまちびらきの機運を高めるイベントや情報発信の実施
【3年目】
・イベントごとにチームやキーマンを育て、自走できる環境を作る。
・事業化により雇用を創出する、定期イベントで賑わいをうみだすなど、安心して移住できる、移住に魅力を感じる環境が定着する仕組みを作っていく。
※上記は「KUMA・PRE運営」が受託事業であるため、令和5年4月以降も弊社が事業を受託した前提での業務イメージとなり、事業者が変わった場合に変更になる場合もあります。

募集対象

応募条件として、次の条件をすべて満たす方とします。
1.地方公務員法第16条の欠格条項に該当しない方
2.大熊町に居住の意思がある人
3.心身ともに健康で地域おこしに意欲があり、地域活動に積極的に参加できる方
4.普通自動車運転免許(AT限定可)をお持ちの方で、自己車両を持ち込みできる方
5.採用決定後、早期に着任できる方
6.パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント等)の基本的な操作ができる方
7.SNSやオンラインプラットフォームの企画運営に対する深い理解をお持ちの方
8.コミュニケーションスキル、スケジュールの調整能力のある方
9.地域住民や学生に対し、敬意をもって対応できる方

募集人数  1名
勤務地

KUMA・PREもしくは大熊町移住定住支援センター

勤務時間

・勤務時間:9:00~18:00(休憩12:00~13:00)
・休日/休暇:土・日曜日(イベント開催時は出勤、振替あり)、祝日、特別休暇5日、年末年始休暇(12/29~1/3)、有給休暇

雇用形態

契約社員
副業も可(届け出審査有)

雇用期間

採用日~令和5年3月31日
※1年ごとに更新可能

給与・賃金等

・月給:250,000円
・残業手当あり
・賞与なし 

待遇・福利厚生

・社会保険完備(健康保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険)
・住居手当(月額60,000円を上限)
・通勤手当(大熊町の「職員の給与に関する規程」に準ずる)
・パソコン、携帯電話支給

申込受付期間

2022年11月1日~2022年12月20日
※採用候補者が決定した場合、期間中であっても募集を終了させていただきます。

審査方法

(1)書類選考
応募書類による審査を行います。応募書類をEmail(郵送も可)で提出していただいた方から随時選考を行います。
【応募書類】
・大熊町復興支援員応募フォーム
・運転免許証の写し
【提出先】
■Email
ijuteiju@okuma-machizukuri.or.jp(一般社団法人おおくままちづくり公社 復興支援員事務局担当者宛)
■郵送
〒979-1308
福島県双葉郡大熊町大字下野上字清水307-1
一般社団法人おおくままちづくり公社 復興支援員事務局 
(2)一次面接
書類選考の合格者に対し、オンラインで面接を行います。
(3)二次面接
一次面接の合格者に対し、大熊町において対面式の面接をを行います。(交通費実費支給、現地案内) 

参考URL

https://www.okuma-machizukuri.or.jp/20221025161947

備考  
お問い合わせ先

一般社団法人おおくままちづくり公社 復興支援員事務局(担当:山崎大輔)
〒 979-1308 福島県双葉郡大熊町大字下野上字清水307-1
TEL:0240-23-7103    FAX:0240-23-7139    

MAIL:ijuteiju@okuma-machizukuri.or.jp
URL:https://www.okuma-machizukuri.or.jp/