福島県奥会津地域は、県の西部を流れる伊南川・只見川流域の7町村(柳津町・三島町・金山町・昭和村・只見町・南会津町(南郷・伊南・舘岩地区)・檜枝岐村)の地域名称です。
江戸時代には宿場町としての重要性とその豊かさから幕府直轄地(天領)として、長い時間をかけて豊かな文化を育んできました。
戦後は伊南川・只見川などの水量豊かな河川が多いことから、水力発電所等が多く立地し、戦後復興を支えました。
そんな奥会津地域も人口減少や高齢化の進行に加え、新型コロナウイルス感染症の影響等により、観光客や農産物の売り上げの減少など、厳しい状況が続いています。
このため、奥会津振興センターでは奥会津地域の豊かな自然、おいしい食べ物、地域の暮らしに息づく固有の伝統・文化などを再び掘り起こし、その素晴らしさを活用した①新たな体験・交流型の観光コンテンツを創りあげること(体験交流プログラム事業)、②そのコンテンツなどに関係する文化的背景などをとりまとめデジタル化し、わかりやすい形に可視化すること(デジタルアーカイブ事業)、③高校生など若い世代に地域のコンテンツを活かし活躍する人々の仕事や生活を紹介すること(キャリア教育プログラム)を通じて、地域の振興を目指すこととしました。(※)
※ 体験・交流型の観光コンテンツの例は次のウェブサイトを参照ください。
https://okuaizu.info/ (「せど森の宴」)
今回、上記3つの業務について、奥会津振興センターのスタッフと一緒に取り組んでいただける仲間(バディ)を「福島県奥会津地域おこし協力隊」として、募集します。
地方の文化に興味がある人、元気がある人、周りの方のお節介を楽しめる方(基本的にお節介な人が多い地域です。)
制度名 | 地域おこし協力隊 |
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業務概要 |
奥会津地域おこし協力隊として、奥会津振興センターのメンバーと一緒に以下の活動を行います。 ア 活動内容 (①~③すべての内容が関連するため、活動内容は基本的に①~③すべてとなります。当面活動いただいた後、最も適正がありそうな分野で重点的に活動いただくことも想定しています。また、各事業についてSNS等での情報発信も行っていただきます。) ① 「体験プログラム交流事業」(地域づくりとしての広域観光推進) ② 「デジタルアーカイブ事業」 ③ 「キャリア教育プログラム」 イ 期待する成果 |
募集対象 |
ア 自然豊かな奥会津地域の活性化に興味がある方 ※1 「3大都市圏」とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部 詳しくは、総務省地域おこし協力隊のページをご覧ください。 ※ 積雪が多い地域ですので冬期間はスタッドレスタイヤでの走行が必要となります。 |
募集人数 | 2~3名程度 |
勤務地 | 奥会津振興センター (福島県大沼郡金山町大字中川字上居平 933 番 東北電力奥会津水力館「みお里」内) |
勤務時間 |
勤務日:月17日 |
雇用形態・期間 | 県の会計年度任用職員※1として、奥会津振興センター※2に勤務することになります。なお、地域おこし協力隊は複数年(最長3年)活動できますが、委嘱は年度単位となります。 ※1 会計年度任用職員は、地方公務員法上の服務に関する規程が適用されます。 ※2 奥会津振興センターとは 県と奥会津の町村が連携し、広域的に観光交流や移住・定住の推進、農商工連 携による地域産業の確立など、奥会津地域の活性化のための事業を行う団体です。 |
給与・賃金等 | 報酬日額 9,640円(月額換算:163,880円)(※) ※勤務2年目以降に継続して任用される場合、報酬日額は増額となります。 |
待遇・福利厚生 | ・勤務期間に応じて賞与を支給します。 ・上記報酬額に加え、通勤手当相当額(月2,600円を限度)を加算します。 ・年次有給休暇・夏季休暇等があります。 ・健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入します。 ・住居は、奥会津振興センターが借り上げる予定です。 ・引っ越しについては、最大で117,800円の補助を行います。 |
申込受付期間 | 令和3年3月1日(月曜日)~3月26日(金曜日) ※一定数の応募があった場合は、その都度選考を実施します。選考の結果、採用候補者が決定した場合は、その時点で募集を終了します。 |
審査方法 | 1 応募方法 採用を希望される方は、下記「参考URL」の募集要項又は地域振興課ホームページより必要書類をダウンロードの上、直接持参、又は郵送によりお申し込みください。 直接持参の場合の受付は、期間内の土曜日、日曜日及び祝日を除く日の午前8時30分から午後5時15分まで。郵送の場合は、応募期間最終日必着。 2 書類選考 3 面 接 4 採 否 5 着 任 |
参考URL | https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/okuaizutai.html TURNSの掲載記事はこちら▶https://turns.jp/44456 |
備考 | 副業について 協力隊員としての勤務時間外には所属長が認める範囲において、副業や起業するための活動に従事することができます。(例:収穫のお手伝い、ゲストハウスのお手伝いなど) |
お問い合わせ先 | 福島県企画調整部地域振興課(担当:高橋・山田) 福島市杉妻町2-16 (本庁舎5階) 電話:024-521-7114 E-mail:tiikishinkou@pref.fukushima.lg.jp 【郵送の場合】 〒960-8670 福島県企画調整部地域振興課 宛て(住所不要) |
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