天栄村は、福島県の中通りと呼ばれる地方の南部、俳人松尾芭蕉がまず目標にしたという「白河の関」の近くに位置する人口約5,600人の村で、環境王国認定第１号の豊かな自然が保全されている村です。西部地区は、大半が県立自然公園に指定されており、湖、温泉、スキー場、ゴルフ場など観光業が中心で、東部地区は肥沃な耕地が開けた農業地帯で、村では、米、長ネギ、ヤーコンを村の３大ブランド農産物として推進しております。特に米については「天栄米」として米食味分析鑑定コンクール国際大会総合部門において9年連続金賞を受賞しております。しかしながら、平成２３年東日本大震災による福島第１原発事故以来、十分な農作物の検査をしているのにも関わらず、いまだに風評被害に苦しんでいます。そこで、都市住民に被災地農村の復興の現状を知っていただき、農業を通して私たちとともに元気ある村づくりに意欲かつ積極的に取り組んでくれる隊員を募集します。