福島県には、地域の風土・気候に根ざし、歴史を紡ぎながら、地域の「宝」「誇り」として脈々と受け継がれてきた工芸品や特産品などの伝統産業が数多く存在します。
 しかし、残念なことに、伝統産業分野においても都市への人口流出や少子高齢化が進み、伝統産業に携わる方々の高齢化・後継者不足が深刻な問題となっています。
 そこで、福島県では、地域に残る伝統産業の未来を担う「地域おこし協力隊」を募集します。

白河だるまとは

 白河だるまは、約 300 年前、白河藩主松平定信公がお抱え絵師・谷文晁(たにぶんちょう)に命じて考案彩色させたのが始まりといわれています。現在、白河だるまを製作している店舗は、「渡辺だるま店」と「佐川だるま製造所」の 2 店舗で、どちらも伝統の技を生かした白河だるまづくりを行っており、近年では、企業・アーティスト等とのコラボレーションやオーダーメイドにも積極的に取り組んでおり、既成概念にとらわれない新しい取組を進めています。
 白河だるまの顔は、まゆは鶴、口ひげは亀、顔の両側に松と梅、口の下に竹を模様化し、「鶴亀」「松竹梅」が描かれています。だるまには 18 種類の大きさがあり、最初は小さなだるまから年々大きなだるまを買い増やす末広がりの縁起物として利用されています。希望を願えば叶うとされる縁起物のだるまは、願い事をするときは、だるまの左目(向って右側)から目玉を書き入れ、願い事が叶ったら、もう片方の目を入れるといわれています。
 毎年 2 月 11 日には、「だるま市」が開催され、白河駅前を中心に、市内目抜き通り約 1.5 キロメートルの会場内に白河だるまなどを販売する露店が立ち並びます。
白河だるま

制度名 地域おこし協力隊
業務概要

 地域おこし協力隊の任期終了後、伝統の技をいかして白河だるまを製作する事業所(渡辺だるま店または佐川だるま製造所)の一員として従事することや、白河だるまをはじめとする地域産品の販売店舗を創業することを目標に、以下の事業の推進に当たります。

業務概要

  • 白河だるまに関する情報発信とPR(白河だるまに関するイベントへの出展、白河だるまを活用したイベントの企画運営等)の実施
  • 白河だるまの製造所(渡辺だるま店及び佐川だるま製造所)における研修等を通じた白河だるまに関する基礎知識、製作に係る各工程の基礎的な技術の習得
  • 白河だるまのブランド価値の向上に向けた商品開発研究(新たなデザイン、企業やアーティスト等とのコラボレーションなど)及び販路開拓のための取組
  • その他、白河市の地域活性化及び白河だるまの新たな可能性に挑戦する業務

期待する成果

  • 白河だるまの知識・技術の習得や白河だるまを活用した商品開発等による地域への定住・定着
  • イベントやSNS等による情報発信、体験型観光などによる認知度の向上、白河だるまのブランド価値の向上
  • 白河だるまや地域資源を活用した生業の創出
募集対象

 次の1から5までのいずれにも該当する者が応募できます。(男女を問いません。)

  1. 白河だるまの文化や技術の継承、新たな付加価値の創出に強い志を有し、提出日時点で年齢20歳以上かつ心身共に健康な者
  2. 3大都市圏内の都市地域(※1)又は地方都市(条件不利地域(※2)を除く)に居住する者(※3)で、採用後、勤務地に住民登録し、生活の拠点を移すことが可能な者
    ※1 「3大都市圏」とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部
    ※2 条件不利地域とは、次の①~⑦のいずれかに該当する地域とする。
    ①過疎地域自立促進特別措置法、②山村振興法、③離島振興法、④半島振興法、⑤奄美群島振興開発特別措置法、⑥小笠原諸島振興開発特別措置法、⑦沖縄振興特別措置法に指定された地域。
    ※3 次のいずれかに該当する者は、居住地要件の例外として扱う。
    ・これまで地域おこし協力隊として2年以上活動し、かつ、解嘱から1年以内である者
    ・語学指導等を行う外国青年招致事業(「JETプログラム」)を終了した者で、JETプログラム参加者として2年以上活動し、かつ、JETプログラムを終了した日から1年以内である者
    詳しくは、総務省地域おこし協力隊のページをご覧ください。
    http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/02gyosei08_03000066.html
  3. 普通自動車運転免許を有し、県内及び近隣県への運転業務に支障がない者。
    ※福島県内での生活や移動手段として自家用車は必要不可欠です。自家用車の持ち込みをお勧めします。
  4. ワード、エクセル、パワーポイントの基本的な操作ができる者
  5. 観光、物産等の情報をSNS等で発信できる者
    ※ 大学又は専修学校等において、美術工芸に関する教育を受けた者、又は美術工芸等に関する職務経験を有する者であればなお可
募集人数  2名
勤務地

福島県白河市
団体名:ダルライザープランニング
住 所 :福島県白河市中田64

勤務時間
  • 勤務日: 月17日
    土、日、祝日及び12月29日から翌年1月3日までは休日となります。
    また、休日出勤の場合は勤務日を振り替えます。
  • 勤務時間:午前8時30分から午後5時15分まで
    (1日につき7時間45分を超えない範囲において、1週間につき29時間以内で始業時刻及び終業時刻を別途割り振ります。また、休憩は1時間とします。)
雇用形態・期間

 福島県と白河市が協同で設置するため、福島県及び白河市のそれぞれから委嘱します。採用日から12か月目までは、福島県が定める身分となり、採用日から13か月目以降は白河市の定める身分となります。
 福島県での身分は、採用日から令和2年3月31日までは福島県の非常勤特別職(嘱託員)。令和2年4月1日以降は、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律に基づき、会計年度任用職員に移行予定です。
 また、13か月目以降の市町村での身分についても同様に会計年度任用職員となる予定です。
※会計年度任用職員は、地方公務員法上の服務に関する規程が適用されます。
※地域おこし協力隊は複数年(最長3年)活動できますが、委嘱は年度単位となります。

給与・賃金等 報酬日額 9,640円
通勤手当相当額(月 2,400円を限度)を支給
なお、原則、賞与、退職金及び各種手当はありません。
待遇・福利厚生 ア 年次有給休暇等があります。
イ 健康保険、厚生年金保険、雇用保険に加入します。
申込受付期間

2019年7月18日(木)~10月31日(木)
※なお、一定数の応募があった場合は、その都度選考を実施します。選考の結果、採用候補者が決定した場合は、その時点で募集を終了します。
 直接持参の場合の受付は、期間内の土曜日、日曜日及び祝日を除く日の午前8時30分から午後5時15分まで、郵送の場合は、応募期間最終日必着となります。

審査方法
  1. 応募方法
    採用を希望される方は、福島県地域振興課ホームページより必要書類をダウンロードの上、直接持参、又は郵送によりお申し込みください。(直接持参の場合は、期間内の土曜日、日曜日及び祝日を除く日の午前8時30分から午後5時15分まで、郵送の場合は、応募期間最終日必着となります。「特定記録」等により確実に応募書類の配達を確認できる手段の利用をお勧めします。)
    なお、応募書類の返却はしませんので御了承ください。提出された履歴書の個人情報は、個人情報保護条例により、厳重に管理します。また、取得した個人情報は採用のためだけに使用し、目的以外に使用することはありません。

  2. 選考方法
    書類選考及び面接試験を行います。
    (1) 書類選考
    提出された履歴書等やレポートによる選考を行います。
    結果は、履歴書に記載された現住所(別途連絡先の記載がある場合は当該連絡先)へ郵送により本人あて書面でお知らせします。
    なお、書類選考の合格者に対しては、併せて電話又はメールにより連絡しますので、連絡がとれる電話番号及びメールアドレスを履歴書に必ず記載願います。
    (2) 面接試験
    書類選考の合格者に対し、面接試験を実施します。
    日時、場所等については、上記1の書類選考の結果通知と併せてお知らせします。採否は面接日から10日程度を目安に、履歴書に記載された現住所(別途連絡先の記載がある場合は当該連絡先)へ郵送により本人あて書面でお知らせします。
  3. 着任
    令和元年8月以降(※)
    ※最も早い場合であり、採用者の個別事情を考慮して決定します。
  4.  その他
    上記(1)及び(2)の結果等に対する問い合わせ等は、一切受け付けません。
参考URL http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/daruma.html
備考
  • 工芸品の製作経験は不問です。白河だるまに興味・関心を持ち、意欲的かつ前向きに活動できる方を求めています。
  • 現地見学
    事前に現地見学を希望される場合は、受入の調整を行いますので、お問い合わせ先まで御連絡ください。(調整がつかず御希望に添えない場合もあります)
    なお、現地見学に要する経費(現地までの交通費、宿泊代等)については、全額自己負担となりますが、交通費については、所定の要件を満たすことにより「ふくしま移住希望者支援交通費補助金」又は「白河市Uターン就職活動交通費補助金」の申請が可能です。
    ※「ふくしま移住希望者支援交通費補助金」の詳細は下記URLのとおり。
    https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/11025b/10000.html
    ※「白河市Uターン就職活動交通費補助金」の詳細は下記URLのとおり。
    http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page003085.html
お問い合わせ先 福島県企画調整部地域振興課(担当:高橋・藤本)
福島市杉妻町2-16 (本庁舎5階)
電話:024-521-7114
E-mail:tiikishinkou@pref.fukushima.lg.jp
【郵送の場合】
〒960-8670 福島県企画調整部地域振興課 あて(住所不要)