喜多方の観光と言えば何を思い浮かべられるでしょうか。
喜多方を一大観光都市とした「蔵のまち」、日本三大ラーメンのひとつ「喜多方ラーメン」みんなが行ってみたい桜名所・お花見ランキング上位に入る「日中線しだれ桜並木」。これら全国的に知名度の高い観光名所、おいしい食べ物のほかにもまだまだ魅力が盛りだくさんで、ノスタルジックな雰囲気漂う裏路地や、知る人ぞ知るそばの名店、朝ラーでしか食べられない限定メニューなど、もっと知ってほしいものも多くあります。

アフターコロナの旅行需要を取り込み、より多くの方に訪れていただくためには、ホームページやSNSなど様々な機会を捉えて情報発信をしていく必要があります。このため、これまでのようなイベントの告知や行政色の強い周知の手法ではなく、リアルタイムで信頼性のある「喜多方のいま」を発信し、「見てみたい」「食べてみたい」「触れてみたい」など、新しい情報発信にチャレンジしていきたいと考えています。

■こんなことを協力隊に求めています!

「こんなところにこんなおいしいものが!」「この時期にしか見れない絶景が!」「こんなおもしろい人たちが!」など、地元の私たちでは思いつかない・気づかない魅力の発掘やその情報を映える写真・バズる動画で発信するとともに、また、これらを繋ぎ合わせた新しい喜多方の歩き方を発見してくれる方を求めています。

ラーメンだけじゃない。蔵だけじゃない。喜多方の様々な魅力を地域にいる多くの方と一緒に考えて企画を行うことも可能です。協力隊として地域で生活し仕事をする中で、人との関わりが多くなりますので、明るく、人と接することが好きで、アクティブに活動し地域の活性化を念頭に自ら考えて動ける方と一緒に働ければと思っております。

■活動場所の紹介

活動場所は、当面は喜多方市役所観光交流課になります。市役所内で喜多方のファーストステップを踏んだら、実際に現地に飛び出し、ラーメン店や土産物店、酒蔵、農家の方々と触れあい、小田付重要伝統的建造物群保存地区内の「会陽館」を主たる事務所として自由に喜多方の情報を発信してください。もちろん各種イベントのサポートや自ら企画したツアーやイベントの実施も可能です。

■私たちがサポートします!

配属先となる喜多方市観光交流課の職員や一般社団法人喜多方観光物産協会、地域おこし協力隊制度担当の市地域振興課の職員が、業務に関することのほか、移住者として不慣れな土地での生活面のフォローなど、あなたの活動をサポートさせていただきます。

また、ほかの喜多方市地域おこし協力隊との定例ミーティングも実施しており、隊員同士の交流があります。
各種研修については、福島県や総務省などが主催する地域おこし協力隊向け研修、このほか個別業務で必要となる研修の受講が可能です。

■卒隊後に向けてこんな支援をします

・市の職員が、地域おこし協力隊OB・OGの事例も踏まえて、隊員と相談しながら、卒隊後に向けたサポートをします。
・卒隊後に向けて、市の創業支援セミナーなど、起業に向けた研修の受講が可能です。
・協力隊3年目、任期終了1年目に起業する場合、起業に要する費用1,000,000円を補助します。

■喜多方市ってこんなところ

福島県の北西部、会津盆地の北部にある、人口4万3千人ほどのまちです。喜多方ラーメンが全国的に有名で、市内に100軒近くのラーメン店があり、年間180万人を超える観光客を迎える観光地です。

自然に囲まれた、会津地方北部の中心的なまちで、スーパーや病院、高校があり、生活に必要なものは市内で揃えることができます。

気候は、盆地特有の寒暖差があり、四季がとてもはっきりしています。春のしだれ桜、夏は高原のひまわり畑といった花々は絶景で、秋は稲穂が実り、冬は雪景色となる、四季折々の魅力を感じることができます。

■お知らせ

地域おこし協力隊への応募前に活動地域や生活環境確認のため、希望者に対し、現地案内を実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

応募条件等

制度名 地域おこし協力隊
業務概要

【主な業務】
(1) 様々なツール(SNS、動画、パンフレット等)による本市観光の魅力の情報発信
(2) 既存観光資源の磨き上げと新しい観光資源の発掘・活用
(3) もっと喜多方に滞在したくなる周遊プラン等の着地型観光メニューの企画・実践
(4) 地域の特性を生かした観光誘客イベント等の企画・参画・実践
(5) 東町蔵屋敷「会陽館」の管理
(6) 自らのアイディアや個性を生かした観光振興に向けた活動
(7) その他、観光振興に関する業務

【3年間の活動イメージ】
1年目は地域のことを学び、様々な場所、人、モノに触れていただくことを中心とした業務を考えております。

2年目、3年目と徐々に自ら進んで取材し、情報発信を行うとともに、多くの方と連携した着地型観光メニューの企画・実践など、最終的には喜多方のスポークスマンとして独立起業・観光産業への就業を目指します。

■1年目
<地域を学ぶ、様々な場所・人・モノに触れ、地域住民・関係者との関係性づくり>
①喜多方の地域特性や歴史、文化、食、自然などの基礎知識の習得。観光人として必要な旅行業などの資格取得に向けた調査
②他市町村や企業の情報発信手法の研究。成功事例と失敗事例から喜多方の情報発信に適している手法を検討する。
③観光交流課や観光物産協会の職員と実際の現地での取材、SNS(インスタ、ユーチューブ等)等による情報発信。
④県や広域団体、雑誌・広告などへの記事掲載・校正など。

【1年目の1週間のスケジュールイメージ】
日曜日:休み ※イベント時は土日勤務あり。
月曜日:現地取材(市内ラーメン店等の訪問・取材 等)
火曜日:現地取材(市内各所、観光施設の訪問・取材 等)
水曜日:取材内容のレポート作成、情報発信ネタの整理、雑誌・広告などの校正業務
木曜日:定例ミーティング、情報発信
金曜日:休み
土曜日:休み ※イベント時は土日勤務あり。

■2年目
<喜多方のスポークスマンとしての活動の本格化>
1年目の取組を継続しながら、
⑤喜多方の魅力あるヒトや自身の活動状況を伝えるためSNSでの情報発信や各種雑誌、広告等への掲載を引き続き行う。
⑥観光物産協会や会津喜多方商工会議所が企画するイベントへの参画、企画提案等を行う。
⑦新たな体験メニューや周遊コースの企画に必要な資格取得。

■3年目
<観光産業となる旅行商品の開発>
1年目、2年目の取組を継続しながら、
⑧SNSによる情報発信。
⑨これまでに得た知識や人脈、経験を生かし、新たな着地型観光メニューの企画・実践、人材育成を行う。

募集対象 次の(1)、(2)の要件を満たす者。
(1)次に該当する者
ア 年齢、性別は問いません。
イ 地域活性化に積極的に取り組み、隊員期間満了後においても本市に定住する意欲のある方。
ウ 心身ともに健康で誠実に職務を行うことができる方。
エ 三大都市圏をはじめとする都市地域または地方都市(ただし、条件不利地域(※1)を除く)に居住(※2)し、採用後、喜多方市に住民票を異動し、生活拠点を移すことができる方。
  ※1 条件不利地域とは、次の①~⑦のいずれかに該当する地域とする。
   ①過疎地域自立促進特別措置法、②山村振興法、③離島振興法、④半島振興法、⑤奄美群島振興開発特別措置法、⑥小笠原諸島振興開発特別措置法、⑦沖縄振興特別措置法に指定された地域。
  ※2 次のいずれかに該当する者は、居住地要件の例外として扱う。
   ・これまで地域おこし協力隊として同一地域で2年以上活動し、かつ、解嘱から1年以内である者
   ・語学指導等を行う外国青年招致事業(「JETプログラム」)を終了した者で、JETプログラム参加者として2年以上活動し、かつ、JETプログラムを終了した日から1年以内である者
オ 普通自動車免許を有している方。
カ パソコンの基本(ワード、エクセル、パワーポイント等)操作ができる方。
キ SNS等情報発信ツール及び写真・動画(撮影・編集含む)を使いこなせる方が望ましい。
ク 人とコミュニケーションをとることが好きで、自ら積極的に地域と関わる姿勢を持つ方。
(2)次のいずれにも該当しない者
ア 禁固以上の刑に処せられ、その刑の執行を終わるまで、又はその執行を受けることがなくなるまでの者。
イ 喜多方市職員として懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者
ウ 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法又はその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、又はこれに加入した者。
エ 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律第2条第6号に規定する暴力団員又は暴力団員でなくなった日から5年を経過しない者。
募集人数 1名
勤務地 当面の間は、喜多方市役所観光交流課(喜多方市字御清水東7244 番地2)において勤務。
その後、東町蔵屋敷「会陽館」(喜多方市字東町4088 番地1)を主たる事務所とし、市内全域での活動。
勤務日数・時間 週4日勤務。
通常の勤務時間は、8:30~17:15(途中昼休み1時間)
ただし、土日、祝日又は勤務時間外に勤務をした場合は、勤務日及び時間等の振替を行います。
雇用形態

パートタイム会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)として市が雇用
副業も可(届け出審査有)

雇用期間 採用日から2024(令和6)年3月31日まで。
採用日から最長3年間の雇用延長が可能。
※地域おこし協力隊員としてふさわしくないと市長が判断した場合は、任期中であっても任用を取り消す場合があります。
給与・賃金等 164,640円/月
市の基準により通勤手当相当額・期末手当を別途支給します。
所得税及び健康保険・厚生年金・雇用保険への加入に伴う保険料等の本人負担分が控除されます。
待遇・福利厚生 ・社会保険加入 
・有給休暇、特別休暇
・家賃は月額30,000円を上限に市が負担します。上限を超える場合は、一部自己負担が生じる場合があります。
・協力隊3年目、任期終了1年目に起業する場合、起業に要する費用1,000,000円を補助します。
申込受付期間 2023(令和5)年3月3日(金)から6月30日(金)まで。
※採用が決まり次第募集を終了します。
なお、募集期間経過後においても募集人数に満たない場合は、その都度選考を行います。
審査方法 募集期間中であっても、一定数の応募があった場合は、その都度選考を行い、合否を決定します。
選考の結果、採用が決定した場合はその時点で募集を終了します。
(1)第1次選考:書類選考
 提出された履歴書と応募用紙により都度書類選考を行い、応募者には都度結果を文書で通知します。
(2)第2次選考:面接選考
 書類選考の合格者に対し、都度面接による選考を実施します。面接選考結果(合否)を文書で通知し、合格者を採用します。
参考URL https://www.city.kitakata.fukushima.jp/site/iju-info/41673.html
備考・その他 本募集は令和5年度の予算成立を前提として行うものであり、成立した予算の内容によって、採用されない場合があり得ることを予めご了承願います。
お問い合わせ先

喜多方市 企画政策部 地域振興課 きたかたぐらし推進室
電話:0241-24-5306 FAX:0241-25-7073
〒966-8601 福島県喜多方市字御清水東7244番地2
URL:https://www.city.kitakata.fukushima.jp/site/iju-info/