福島県内の地域おこし協力隊
地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化が進む地方において、都市部の人材を積極的に受け入れ、その定住・定着を図ることで、地域力の向上を目指す取り組みです。
具体的には、地方自治体が、首都圏等の都市住民を受け入れ、地域おこし協力隊として、概ね1年~3年以下の期間、地域で生活しながら様々な地域協力活動に従事します。
県内では2019年8月1日現在、42の自治体で135名(男性81名、女性54名)の隊員が活動しています。
※受入自治体数には県含む。
活動内容
- 伝統産業承継
大堀相馬焼、会津本郷焼、喜多方雄国根曲り竹細工、会津張り子など - 農林水産業
農林振興、エビの養殖、有害鳥獣被害対策、ワイナリー建設、地域資源を活用した6次化商品の開発・ブランド化など - 観光・移住促進
観光誘客、交流人口拡大、グリーンツーリズムの推進、移住定住支援など - 情報発信・イベント企画
地域の魅力PR、道の駅の賑わいづくりなど - 地域づくり・地域おこし
空き家の利活用、道の駅・美術館の施設運営、伝統行事の復活、アートを通した地域おこし、自由な発想での地域活性化など - 教育・福祉
教育振興、歴史、文化振興、健康づくり活動支援、買い物支援、起業支援など
協力隊OBの紹介
震災をきっかけに家族で移住を決め、南会津町の地域おこし協力隊になりました。着任後は2つの地区の集落支援をミッションとして観光振興や農産物の6次化等に携わりながら、協力隊活動以外にも興味のあることは色々と経験させてもらいました。任期を終えた今は、ご縁があって町内のとうふ屋さんを継ぎ「えねいとうふ店」を開業。協力隊時代にお世話になった方々のつながりも大切にしながら地域に根差したとうふ屋さんを目指しています。